もっと!SUAC デザイン学科国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報カリキュラムインフォメーション 国際文化学科 文化政策学科 芸術文化学科16の質問 大学院 文化・芸術研究センター キャリアサポートTSUBOUCHI Kasumi文化政策研究科 1年 出身大学/国立音楽大学ZHANG Wenqianデザイン研究科 2年 出身大学/吉林大学珠海学院(中国吉林省)※学生の学年表記は取材時(2022年度)のものです。SUAC_072文化政策研究科/デザイン研究科さらなる2年が広げる「文化」「デザイン」の未来像21世紀は「市民」の時代と言われています。それは、これからは「政府」「企業」ではなく「市民」が主体となり、自分たちの望む社会を創造していくことを意味しています。大学院では、市民社会のリーダーに必要な、様々な価値観を尊重しつつとりまとめていく、課題解決の能力を養成します。坪内香澄張 文倩文化政策と音楽、両分野の学びを深め社会の中での音楽の役割を探求する 国立音楽大学の音楽情報専修で音楽学やアートマネジメントを学び、音楽そのものだけでなく、社会における音楽の役割を考えたいと思い本研究科へ進学しました。SUACを選んだのは、文化政策と音楽の両分野が学べ、実務家養成に力を入れている大学だから。文化振興財団等への就職実績があることも魅力に感じました。今は創作太鼓の地域芸能としての定着プロセスをテーマに研究に取り組んでいます。音楽学の分野からのアプローチだけでなく、芸術文化政策の先生からマクロな視点をいただくことで、学際的な研究ができていると思います。企業などでの実務経験がある先生が多いので、現場の話を聞くことで得られるものは大きいです。文化芸術関係の仕事に関心がある人にも好適だと思います。ユニバーサルデザインを入口にものづくりの視野と思考が広がった中国の大学で工業デザインを学ぶ中で、日本には共遊玩具というカテゴリーがあることを知り、ユニバーサルデザインに興味を持ち、本研究科を志望しました。人間工学が専門の迫ゼミに入り、ユニバーサルデザインやソーシャルデザインなど、他分野の先生からもご指導いただけたことでデザインの視野が広がり、ものづくりを通じて人の暮らしや環境に良い影響を与えたいと考えるようになりました。修了制作では、視覚障害児と晴眼児が一緒に遊べる遊具を制作し、視覚特別支援学校で子どもたちに実際に使ってもらう経験もできました。留学生として言葉の不安もありましたが、採長補短(他人の優れた点を取り入れ、自分の短所を補うこと)ができ、仲間と共に学び合える充実した日々を過ごしています。大学院
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