静岡文化芸術大学 大学案内 2025
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 国際文化学科 文化政策学科 キャリアサポート 国際交流学費・支援制度/カリキュラム/入試情報/インフォメーション デザイン学科 芸術文化学科 大学院 3つのセンター/ キャンパスライフ作品名 / 地元を語る、僕らの遊び場(建築設計)愛知県岡田に暮らす子どもたちが、地域の魅力や歴史、文化を体感し、地域に対する主体的な関わりを創出する遊び場の提案。デザイン学科 4年 愛知県立東海南高校出身中学の頃から建築について学びたいと考え、数学や物理学を中心に学ぶ工学系の大学ではなく、デザインの視点から建築を捉えたいと思いSUACを選びました。建築分野だけでなくデザインの幅広い学びに触れられるのがSUACの魅力で、グラフィックデザインの知識が建築のサイン計画に役立ったり、木工の知識が伝統木造建築の理解を深めたり、インタラクションの光や映像の演出が建築空間デザインに通じたり…と、専門的な学びと共に多角的な視点を身につけることができました。専門分野を深く学ぶも良し、視野を広げて幅広く学ぶも良し、未来に結びつく学びができる大学がSUACです。3年次に取り組んだ「浜名湖ガーデンパーク」の施設の改装に関するプロジェクトでは、行政や利用者の目線に立って、敷地条件、環境、予算など様々な制約をクリアしながら要望に応えていく難しさを経験。自分がつくりたいデザインではなく、使う人に真に求められる空間、あるべき建築を追究する重要性に気づくことができました。卒業後は、ハウスメーカーの設計職として、お客様が笑顔になるような住宅を設計したいと考えています。自分の成長のためにも、視野を広げて挑戦していきたいです。作品名/YAHIRADE(リズムゲーム)「手を叩く」動作を加えたアーケードリズムゲーム。押しボタンと両手に装着するバンドを用いて、楽曲のリズムに合わせて演奏する。単純にボタンを押すだけでなく、ボタンを押す手を指定したり、両手で叩いたりするなどの斬新な操作を取り入れている。デザイン学科 4年 奈良県立橿原高校出身私にとって本学科の魅力は、分野をミックスして作品づくりができることです。元々はプロダクトデザインを学びたくてSUACに入りましたが、興味のある授業は何でも顔を出し、手を動かす演習も積極的に挑戦しました。1年次のインタラクション分野の授業でプログラミング言語によるゲーム制作の面白さを実感。UIにも興味を持ち、3年次以降は両方を活用したボードゲームやアーケードゲームを作るようになりました。CG、映像、音楽、CADによる制作など、様々な授業を通してできることが増え、やりたいことを探究できたと思います。的場ゼミの演習で制作したアーケードゲームが浜松科学館に展示され、実際に来場者に遊んでもらい反応を得られたことは、意義深い経験となりました。高校生の頃は、まさか自分がゲームを作るとは思ってもいませんでしたが、SUACで様々な授業を受ける中で、多くの先生方と関わり、知識やスキルはもちろん、価値観も広がったと感じています。「何かに挑戦したい」と思った時に、自分の“引き出し”がいっぱいある人間になれるのがSUACの強み。卒業後は、エンタメ業界でものづくりから企画提案まで、何でもやってみたいと期待が膨らんでいます。作品名 / 懐合(かいあわせ)対という共通テーマの中で「貝合わせ」に着目し、西洋化志向が進む現代の日常に寄り添う新しい貝合わせのカタチを考え、筒描き染で染めた布をアクリル板と仕上げることでオブジェや絵画のように楽しめる作品を制作した。デザイン学科 4年 愛知県立杏和高校出身※学生の学年表記は取材時(2023年度)のものです。SUAC_060幅広くいろいろな学びを経験したかった私にとって、専門分野が分かれず、垣根を越えて授業も選択でき、工房も充実したSUACは一石二鳥の環境でした。入学当初は、建築・住居学に興味があったので、建築を軸としながら、ものをつくる実技の授業を両立して学んでいましたが、ゼミ専攻にあたり、残りの大学生活はものづくりに集中する道を選択しました。さらにデザインを学ぶためにフランスへ留学し、様々な国籍の人と交流。想像を超えた経験を通して、デザインや思考の背景、そこに根づく文化についてもより知りたい、学びたいと考えるようになりました。木工、金属、プラスチック、クレイモデルなど、ものづくりはほぼ経験し、ゼミでは染色を専攻。4年間という自由に使える限りある時間を使い、様々なことにチャレンジし続け、今はバーナーワーク(ガラス工芸)に興味を持って取り組んでいます。SUACでの学びを通して感じたことは「人生は一生、学ぶものがある」ということ。素材と向き合い、手を動かし、思考や表現の幅を広げていく、ものづくりの楽しさに人生を見出すことができました。環境が整っていないと「できない」ことがたくさんあるのも事実です。SUACで人生の可能性を広げてください。自分発のデザインではなく、真に求められる建築空間をUI×ゲーム制作。領域を融合する面白さ、楽しさ領域や専攻に縛られずつくりたいものを探究できた竹内悠高 TAKEUCHI Yutaka佐々木健輔 SASAKI Kensuke鈴木梨恵琉 SUZUKI Riel

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