静岡文化芸術大学 大学案内 2025
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 国際文化学科 文化政策学科 デザイン学科 キャリアサポート 国際交流学費・支援制度/カリキュラム/入試情報/インフォメーションIMAIKARI Mao文化政策研究科 1年 出身大学/関西大学 人間健康学部WANG Fuyingデザイン研究科 2年 出身大学/北京電影学院(中国・北京市)※学生の学年表記は取材時(2023年度)のものです。SUAC_068 芸術文化学科 大学院 3つのセンター/ キャンパスライフ文化政策研究科/デザイン研究科さらなる2年が広げる「文化」「デザイン」の未来像21世紀は「市民」の時代と言われています。それは、これからは「政府」「企業」ではなく「市民」が主体となり、自分たちの望む社会を創造していくことを意味しています。大学院では、市民社会のリーダーに必要な、様々な価値観を尊重しつつとりまとめていく、課題解決の能力を養成します。今碇真央王 福瀛文化芸術とは違うフィールドから進学。視点の違い、アプローチの違いが面白い学部時代はスポーツや福祉について学び、高齢者とのダンスワークショップへの参加をきっかけにアウトリーチ活動に関心を持ち、深く学ぶために本研究科に進学しました。文化や芸術に様々な角度から向き合う学びの中で、文化施設の運営にも興味が広がり、スポーツと芸術のアプローチの違いに面白さを感じながら研究に取り組んでいます。同じ研究科でも学生の研究内容は幅広いので、自分とは違う視点から意見をもらえるのもSUACならでは。大学院での学びは“孤独な闘い”というイメージでしたが、自然に人が集まり、語り合える研究室での時間はいい刺激になっています。私のように文化芸術に関わる機会が少なかった人でも、これまでの経験を活かして新たな切り口で研究に取り組めると思います。SUACで気づいた「アートの核」を学ぶ面白さ。将来は、母国の大学で先生になるのが目標中国の大学でゲームサウンドを学ぶうち、インタラクティブアートに興味を持ち、Webページで見つけた長嶋先生の研究内容に刺激を受け、大学院進学を決めました。ゼミで取り組んだコンピュータ音楽は、サウンドデザインだけでなくビジュアルデザインや数学、コンピュータ技術など様々な分野の学びが含まれ、ソフトウェア等のツールの進化を反映した表現を追究できます。このアートの核となる部分に魅了され、音と光が反応するサウンドインタラクティブ作品を卒業制作として完成させることができました。中国で技術のベースを学び、SUACでより専門性を深め、異なる分野の先生方からインスピレーションを受け、新しい視点を得ることができました。卒業後も勉強を続け、母国で大学の先生になるのが目標です。大学院

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