長崎県立大学 広報誌「クローバー」2015 vol.9
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5学部9学科へ再編!5学部9学科での新体制スタートに向けてこれまでの何を引き継ぎ、これから何を強化していくのか、そして新入生へのメッセージを各学科の代表に語っていただきました。長崎は18歳人口の減少率が九州一と言われています。私たち経営学科がそんな長崎のためにできることと言えば、地元を豊かにし、住みやすくするための研究・教育を経営面から考えることです。新しい学部に来た君たちに面白く役に立つ講義を提供していくのが、これからの私たちの目標です。「商品開発やビジネスプランに取り組んでみたい」「長崎の活性化に貢献したい」「仲間を作って一緒にプロジェクトを進めることが好き」そんな方は経営学科にぴったりです。待っていますよ。経営学部/経営学科(現:横浜国立大学 大学院国際社会科学研究院 教授)三戸 浩教授経営学部/国際経営学科(現:長崎県立大学 経済学部 流通・経営学科長)岩重 聡美教授地域創造学部/公共政策学科(現:長崎県立大学 経済学部 地域政策学科 教授)西岡 誠治教授地域創造学部/実践経済学科(現:長崎県立大学 経済学部 経済学科 教授)青木 圭介教授世の中にはどんな企業があり、どんな活動をしているのか。それを理解しないことにはどんなに知識をつけても役に立ちません。入学後にまず皆さんに受けていただくのは「日本企業入門」です。その後の学習がスムーズになりますよ。企業のことをじっくり知る「日本企業入門」を開講!TOPICS国際経営学科では、グローバルな人材の育成を目指しています。少人数教育は貫きつつ、英語教育を強化していきます。就業力や社会人基礎力の育成にも力を入れていきます。海外に興味があり「様々な国の人と話したい」「英語を使って働きたい」と考えている学生にはぴったりの学科だと思います。また、日本企業のグローバル戦略の展開を自分の目で見たいなど、野望を抱えている方にも向いているでしょう。広い視野で世界を見られるよう、私たちが支えます。TOEIC®の上昇とコミュニケーション力の向上を目的とした語学研修を1年生の夏休みに実施します。また、すでに参加した学生もいますが、海外へのビジネス研修にも力を注いでいます。実際に肌で海外の様子を感じてほしいですね。自分の目で見て感じる海外研修を2種用意。TOPICS公共政策学科は、地域の行政課題に具体的にアプローチしようとする学科です。これまで本学が行ってきた「地域に立脚した教育・研究の実践」という理念を継承しつつ、地域の様々な課題を「単に学ぶ」のではなく、フィールドワーク等の実習によって「その知識を活用」し、自治体などの公的機関が取り組む社会問題に対して即戦力として活躍できる人材の育成を目指します。地域社会の未来のために、公的な立場から貢献したいという意欲のある学生の皆さんをお待ちしています。「松浦海のふるさと館」や平戸の「昆虫の里たびら」など、道の駅を地域連携の場としてとらえ、学生の就労体験や商品企画を考えるプロジェクトが今年度からスタートしています。新年度に向けてさらに拡大・本格化していきます。道の駅で就労体験。地域連携をさらに強化!TOPICSこれまでの学科で行われてきた取り組みや培われてきたノウハウは変わることなく継承します。新学科となる「実践経済学科」では、大学で培った知識をより早い段階で生かす機会を提供し、その機会を通じた成功体験や失敗体験を貴重な実績として積み上げることで、卒業後の社会でより実践的に対応ができる人材を育てたいと考えています。経済学は社会を豊かにすることを通じて人々の生活をより充実したものにする学問。そこに興味がある学生なら、きっと楽しいと思いますよ。実践的な教育の一環として、「企業インターンシップ」「長崎白書実践演習」などを配し、社会人基礎力の涵養につなげます。また、少人数教育は高い教育効果がもたらされているので本学科でも引き続き取り入れる予定です。インターンシップと少人数教育に注力します!TOPICS03

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