長崎県立大学 広報誌「クローバー」2020 Vol.18
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「ゼミナール」と呼ばれる演習授業は、もっとも重要な科目の1つに位置づけられます。教員の専門とする学問を、討論したり、調査に出かけたり、発表したりといった能動的な形でじっくり深く学ぶことができます。今回は、そんな様々な体験から実践的な学びができる長崎県立大学のゼミを紹介します。共に「夢中になれること」を探そう!まちづくりで発信力や想像力を養います。Pick Up! Seminar!03Pick Up! Seminar!04ビタミンAの機能性及びその調節に関する研究に携わっています。ビタミンAは食事から摂取しないといけない必須栄養素です。しかし、その役割(機能性)については、まだ十分解明されていないことも多く、研究室ではその未知の役割について、マウスなどの実験動物や培養細胞などを用いた基礎研究をしています。研究を通じて、物事を科学的根拠に基づいて考えることを学びます。これは、将来仕事に就いた場合にも重要なスキルになると思います。情報システム学部 情報システム学科「まちづくり工学」を専門とし、人工知能を活用したビッグデータの分析から地域活性化のイベントの運営まで、まちづくりに多角的に取り組むゼミです。紙芝居にIoT機器を組み込み、地域の伝承を収集・表示するデバイスを開発したり、写真をスケッチブックに貼り付け、ものがたりを書き込むことで子どもと絵本を作成するワークショップを開催しています。まちづくりを通して、発信力や想像力・実践力を習得することが狙いです。謎の多いビタミンAを徹底研究!ゼミで研究への興味を深めています。04吉村ゼミ教員准教授吉村元秀(まちづくり工学)(栄養生理学研究室)看護栄養学部 栄養健康学科駿河ゼミ准教授駿河和仁教員

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