お客様の課題解決に向けたITソリューションを提案する日本電気株式会社（以下、NEC）で勤務しています。日々、NECの技術・ノウハウを駆使し、情報収集を重ねながら、お客様の経営課題の本質を見極め、システムエンジニアをはじめとした社内関係者と連携。クライアントは政府、官公庁、地方公共団体、公共機関、民間企業、通信事業者、さらに海外市場など多岐にわたります。 学生時代の学びで今、役に立っているのは、様々な立場の人と協力して、周囲を巻き込みながら目標を達成すること。3年の夏、学科生50名での「海外ビジネス研修」実現に向け、準備を始めた矢先に、学科内で意識の齟齬が生じました。ノウハウがなく、スムーズな進め方や進捗確認ができなかったのです。他学生や教職員と業務の共有、日程を見える化することで研修が実現。熱意を持ってチームに貢献しようとすれば周囲の協力を得られると実感しました。 長崎県立大学の最大の強みは、こういった唯 Special interview困難に直面したら成功事例を探し周囲の協力を得ることが大切ゼミでレポートや論文の書き方など、大学生活でステップアップするための基礎を中心に学びました。「海外ビジネス研修」の最終報告会で、現地法人の社長などを前に研修での学びを英語でプレゼンしました。 2年次のボランティアや3年次のNECタイでのインターンシップをきっかけに、より多くの人と関わり、学びを増やしたい、と大きく変化しました。彼女の「覚悟」や「想い」が強く面接官に響いたのだと思います。江崎 康弘 教授江崎康弘教授中山 莉聡さん日本電気株式会社［ 勤務先 ］経営学部 国際経営学科 2019年度卒業長崎県／佐世保商業高等学校 出身一無二の経験ができることです。２年次に参加したAPEC（アジア太平洋経済協力）関連会議でのボランティアや、３年次の「海外ビジネス研修」での学びは、就職活動において武器となりました。今、学生時代に培ってきた英語力や経営学の知識を、海外というフィールドで実践的に発揮する機会が設けられています。また、ビジネスの場でも応用できる、高いコミュニケーション力や多様性、課題解決能力も身につきました。大切なのは、何かに取り組むうえで「どのようなスキルを伸ばしたいか」「どのような目標を達成したいか」「どのような自分を目指したいか」など、目的を持つこと。常に目的意識を持っていれば、困難を乗り越える中で、自身の強みや新たなスキルを身につける機会が増えます。 私の学生時代は興味の向く物事にトライし、得意なことを伸ばし、難しいと感じることは成功例を探して、転がってきたチャンスを拾った毎日でした。今後も、挑戦する姿勢を大事に新しい世界に踏み出したいと考えています。15
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