長崎県立大学 Campus Guide Book 2021
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公共政策に必要とされる知識や課題解決能力の育成公共政策学科 3年STUDENT’S VOICE長崎県/長崎北陽台高等学校 出身田 明日華さん現代社会における公共政策を企画・立案及び評価する際に必要な基本的知識を身につけるため、行政や法律、政治等に関する学びを中心とした『公共政策関連分野』を軸に、『地域課題関連分野』『経済・社会関連分野』をバランス良く学べます。これらの学びで、広い視野で地域の諸問題を解決できる能力の育成を目指します。実践的な教育地域を多角的に分析する手法を身につけ、地域社会の現状と理論的背景から地域における問題点を考察する力を養います。また、『実践科目』やこれまでに学んだ公共政策についての知識を、「公共機関インターンシップ」などの就業体験により社会で実践する力も養成します。実例を学び実践することから得られる就業力の育成や、公共分野の課題に向き合うことで地域社会に対する責任感も育みます。 地方が今どんな現状を抱え、地方公共団体がどのような取り組みをしているのかという時事的なことから、地方の財政や行政の仕組みまで幅広く学んでいます。歴史や文化、環境についての授業もあるので、様々な面から自分が住むところについて考えるようになりました。将来の目標は、地元の長崎で公務員になることです。現在、長崎は全国で最も人口減少が進むスピードが速いと言われています。学科で学んだ知識や見解、実践力を生かして、活気あふれる長崎にしたいです。公共政策学科の特色多彩な専門科目で、基礎から応用、理論から実践までを学び尽くす。公共政策学科では「総合科学」かつ「実践科学」としての公共政策学の学びを追求します。そのため、「基幹科目」「発展科目」「ゼミナール」「関連科目」で構成される「学科専門科目」が80科目あり、基礎から応用まで、また理論から実践まで、地域創造を目指すこれからの開かれた公共政策について学びます。とりわけ「公共機関インターンシップ」や「公共政策実習」という現場志向の強い「実践科目」が設けられているのが特徴。多様な公共問題に気付き、的確な政策対応のできる実践的な人材を育てる学科です。 あなたは「公共政策」と聞いて何をイメージしますか。公務員など関係がありそうな職業のことを思うかもしれませんし、まちづくりなど地元に何らかの貢献ができそうな活動のことを想像するかもしれません。「公共政策学科」は、離島や役所、さらには世界遺産など、長崎ならではのあらゆる政策現場を体験することであなたが持っているイメージをより具体化できる場所です。ここには公共政策のイメージを一緒に磨き合える仲間も多く、教師たちがあなたの思いに共感しながら、その道程を支えます。きっと、これからの「開かれた公共」の担い手になるであろうあなたを、心よりお待ちしています。学びの学科長メッセージこれからの「開かれた公共」の担い手へ。専門分野:比較地方論、応用地理学主要担当科目:地域計画論、経済地理学学位:博士(比較社会文化)地域創造学部 公共政策学科Department of Public PolicyTOPICS学科長 車 相龍公共政策学科のKEN-SUN力言われています。学科で学んだ知識や見解、実践力を生かして、活気あふれる長崎にしたいです。31

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