長崎県立大学 Campus Guide Book 2021
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栄養健康学科の特色学科長メッセージ 栄養健康学科は、栄養学の専門家として社会の幅広い分野で貢献できる人材の育成を目指しています。生命科学を基盤とした食と栄養・健康に関する専門知識と技能、管理栄養士としての実践力は、高校までの理科、英語、数学などの基礎学力に加え、幅広い教養と道徳性のうえに構築されます。高校生の皆さんは、バランスのとれた心・身・知の基礎づくりにしっかりと励んでください。社会に貢献できる食と栄養・健康の専門家を目指して。専門分野:食品化学、食品栄養学主要担当科目:食品学Ⅰ・Ⅱ、食品学実験Ⅰ・Ⅱ学位:博士(農学)看護栄養学部 栄養健康学科Department of Nursing Science学科長 古場 一哲実践力のある管理栄養士を目指します栄養健康学科 4年STUDENT’S VOICE長崎県/長崎東高等学校 出身古賀 悠希さん栄養学の専門家として社会に貢献できる人材の育成を目的とした全人的教育に力を注いでいます。講義や実験を通して生命科学を基盤とした食と栄養・健康に関する専門知識と技能を体系的に学んでいます。学生と教員の距離が近く、少人数の班制で実施する実習や臨地実習を通して病院や各種施設の現場で必要な実践力を身につけます。幅広い分野で活躍できる栄養学の専門家の育成「食と健康」に関する専門的知識や技能を有する栄養学の専門家の育成を目指しています。医療機関や福祉施設、特定給食施設などで栄養指導や栄養管理をする管理栄養士のほか、企業などで食品開発や食品衛生管理に携わる技術者、学校で次世代社会の子どもたちの食育を担う栄養教諭、大学や研究所などで栄養学を教育・研究する研究者など社会に貢献できる人材を育成しています。 栄養健康学科は、先輩・後輩との結びつきが強く仲の良い学科です。定期的に先生や大学院生と食堂に集まって食事やゲームをするイベントを開催しています。また、「食看護学演習」という授業では、実験からグループワークやプレゼンテーション、実習へと段階を追ってじっくり学ぶことで知識や技能を深めることができます。将来は管理栄養士になって、食べ物の効果や良いところを人々に広めていける職業に就きたいと思っています。知識や技術を修得する3つの「臨地実習」。臨地実習として3年次に「給食管理臨地実習」(1週間)、4年次に「公衆栄養臨地実習」(1週間)および「臨床栄養臨地実習」(2週間)を実施しています。それぞれ学校や高齢者福祉施設、保健所や市町保健センター、病院で管理栄養士の業務に携わり、各職域での専門的な業務や役割などを修得、学内で学んだ講義や実習との統合を目指します。臨地実習期間中だけでなく、その前後に事前指導・課題への取り組みや事後指導・実習報告会をすることで臨地実習の目的・目標を達成でき、管理栄養士としての意識付けが強くなります。学びのTOPICS栄養健康学科のKEN-SUN力61

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