長崎県立大学 Campus Guide Book 2021
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Special Support●本学独自のプログラム「しまなび」プログラムやるばいプロジェクトやりたいことをやってみよう!やるばいプロジェクトの取り組みはこちらhttp://sun.ac.jp/student/activity/activation/学んだ知識実践やるばいプロジェクト先生やSA(スチューデント・アシスタント)の指導のもと、班のメンバーでしまの魅力の伝え方や楽しい遊び方を考案!授業時間以外もできる限り集まり、作業を進行しました。メンバーそれぞれが役割を遂行し、かるた制作は成功! 私自身は協調性や班をまとめるリーダーシップを身につけることができました。「やるばいプロジェクト」は、学生自身が自ら行動することからスタートします。大学や地域に貢献できるプロジェクトを考え、学長をはじめとする審査員にプレゼンテーションを行います。採択されたプロジェクトには、奨励金が交付されます。宇久島を舞台に制作された映画サークル「SeaCaT」の自主制作映画がやるばいプロジェクトに採択されました。大学や地域を活性化する学生の自主的・意欲的な企画を支援します。「やさしさの輪」をテーマに、島の豊かな自然や温もりを描いた本作。監督の宮本さんが、「しまなび」プログラムで訪れた「しま」の魅力や、抱えている問題に触れることで、宇久島の映像をつくりたいと思い、制作へ動きました。出演者のオーディション、撮影や編集、クラウドファンディングによる資金集めなど、多岐にわたる活動を通し、メンバーは映画制作の苦労と喜びを味わいました。「しま」を第3のキャンパスと位置づけ、学生は一定期間「しま」を訪れます。事前学習を行ったうえで、「しま」でのフィールドワークを実施し、「しま」の生活や人と関わりながら実践的な学習を重ね、学習成果の発表会、地域への提案なども実施しています。学生は課題を発見する能力、主体的に行動する力、協力し遂行する力などを身につけ、上位学年の深い学びにつなげていきます。共通のシラバス・指導マニュアル作成のもと実施担当教員科目名・単位数専任教員全員科目群名全学教育科目「しまに学ぶ」演習科目「しまのフィールドワーク」2単位(必修)講義科目「長崎のしまに学ぶ」2単位(必修) グループ全員の意見をよく聞き、全員の意向を尊重していたところは高く評価できます。さらに、積極性、自主性も育成されました。将来において「しまなび」で培ったコミュニケーション力をさらに深化させてください。自主性協働力問題解決力企画力提案力専門科目による深い学びへつなぐまとめ・発表会の実施しまのフィールドワークの実施(4泊5日)(新上五島町、五島市、壱岐市、対馬市、宇久町、的山大島、小値賀町)PBLによるフィールドワーク計画の作成①課題(テーマ)の発見 ②目標設定 ③資料収集④目標の達成方法検討 ⑤フィールドワーク計画「しま」についての事前学習● PBL学習法・長崎のしま・フィールドワーク先のしまの最新情報● 学習管理システム(manabie)によって課題提出・自宅学習を管理演習科目講義科目「しまなび」プログラムイメージ中島 洋 特任教授長崎の「しま」長崎県には約600もの「しま」があり、そのうち有人島は72島あります。それぞれの島には特色ある歴史や文化があります。※長崎県ホームページながさきの「しま」より07

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