公立諏訪東京理科大学 大学案内2023
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03「ディプロマポリシー」とは学部・学科において定められた「卒業認定・学位授与に関する方針」のことです。本学で学ぶ上での目標・指針ともなるもので、ここに示された能力を身につけ、本学において十分に学修したと認められる学生に対して「学士(工学)」の学位を授与します。(2)専門分野のみならず経営学をはじめとする幅広い素養と倫理観を持ち、学んだ知識・技能を広く社会で実践するための総合的な能力。(3)自らの考えを述べる表現力を身につけ、自律しながら他者と対話・協働し、社会の一員として地域においてもまたグローバルにも活躍できる力。(2)技術者に必要な経営管理、経営組織などのマネジメント力を修得しており、また、グローバル化に対応可能な十分な語学力、行動力を有している。(3)地域などからの課題に対する研究開発を通して自ら主体性を持ちつつ多様な人と協働できる能力を有している。「カリキュラムポリシー」とは学部・学科の「教育課程編成・実施の方針」のことです。学位授与に求められる体系的な教育課程を構築し、幅広い学びの分野を通して主体的な学びを実践できる人材を育成します。(2)共通・マネジメント教育領域科目では、共通する工学基礎科目、経営学や外国語などの基盤教育および地域からの学びを通じて、専門分野のみでない幅広い素養とコミュニケーション力、自ら問題を発見し解決する力を養う。(3)最終年次では、全員が卒業研究を行い、自らが学んだ知識と問題解決力を自らの研究課題に結実させるとともに、その成果を発信する力を養う。 略、マーケティングなどのマネジメントに関する科目。(3)語学科目:本学の志向するグローバル教育において重要となる英語などの語学科目。(4)地域連携科目:講義と演習による地域を学ぶ教育と、地域からの要請に基づく課題などを設定して、全学生に対してグループ活動を通して課題解決するPBL(Project-Based Learning)型教育。(5)一般科目:初年次冒頭で全学生に対して、建学の精神、教育理念などを十分に認識させるための初年次導入教育を含め、学生が健康で、倫理観があり、社会と共生できる豊かな人間性を育む上で必要な科目。これらは、主として1年次から3年次までに学修し、講義形式に加えグループ単位で課題解決を図っていくPBL型授業を適宜取り入れ基本理念と教育理念を基に、公立諏訪東京理科大学が定める、「ディプロマポリシー」「カリキュラムポリシー」「アドミッションポリシー」の3つのポリシー。ディプロマポリシーカリキュラムポリシー公立諏訪東京理科大学 ディプロマポリシー学部・学科所定の単位を修得し、以下の力を身につけて、成績評価についても規定を満たした学生に対して卒業を認定し、学士の学位を授与する。(1)自らの分野における専門家としての知識と技能を有するとともに、それを生かして自ら問題を発見し解決することにより将来を開拓できる思考力と判断力。工学部 ディプロマポリシー所定の期間在学し、本学の教育理念、工学部の各学科が定める教育目標に沿って編成された授業科目を履修して以下のような能力を身につけ、その結果、GP(Grade Point)の平均値GPA(Grade Point Average)および総和GPS(Grade Point Sum)を考慮しつつ所定の単位数を修得した学生に対して卒業を認定し学士(工学)の学位を授与する。(1)社会人としての教養と倫理観を有し、これからの地域産業をリードする人工知能などの情報応用技術または地域産業のものづくりを支える機械電気技術に関する工学分野における専門家としての基礎学力および応用力を所有しており、それに基づいて答えが一つに定まらない問題に自ら解を見いだしていく思考力、判断力および表現力を備えていて、それらを国内外の各分野で活用できる能力を有している。公立諏訪東京理科大学 カリキュラムポリシーディプロマポリシーを達成するために、以下のような教育を行う。(1)専門領域科目では、各々の専門領域における基礎から先端に至る知識・技能を、講義・演習・実験を通して段階的かつ総合的に学ばせることにより、十分な基礎学力および応用力を養う。工学部 カリキュラムポリシー学部の教育課程は、共通・マネジメント教育領域科目と専門教育領域科目から構成される。1.共通・マネジメント教育領域科目は5つの科目群で構成される。それらは、以下の科目から構成される。(1)工学基礎科目:工学の基礎となる理数系科目。(2)マネジメント科目:技術者として必要不可欠な経営管理、経営戦

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