公立諏訪東京理科大学 大学案内2023
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41次世代モビリティに生かす、機械装置の運動制御制御工学/ロボット工学/振動工学星野 祐 教授 [学科主任]この先さらに進化する、電気×磁気によるモータ電気機器/磁気浮上大島 政英 教授 [工学部長]2027年リニア新幹線の営業運転を契機に、電気と磁気を融合した技術はますます進展すると思われます。磁気の力で回転軸を非接触で支持し回転する磁気浮上式モータはその1つ。当研究室ではこのモータの磁気回路や制御系の設計、試作、実験・評価を行います。再生可能エネルギー供給のマイクログリッド太陽光発電システム/複合利用システム平田 陽一 教授最悪な場合は壊れながらも命を守る材料・構造事故を予測し、被害の軽減や事故防止へこれからの主役である子供たちが、楽しく学ぶIoT衝撃工学/環境配慮型構造設計板橋 正章 教授自動車衝突安全・予防安全/交通事故分析國行 浩史 教授工学教育/教材開発平谷 雄二 教授将来の技術革新の鍵となる、画期的な材料開発人々の豊かな暮らしを支える、センサ工学と実装工学生活や災害支援も。可能性が広がる次世代航空機ナノカーボン材料/磁性材料/材料科学内海 重宜 教授センサ工学/エレクトロニクス・実装工学橋元 伸晃 教授航空機設計/流体工学雷 忠 教授ロボットマニピュレータや半導体製造装置、次世代モビリティなど、アクチュエータで駆動される機械装置の運動制御の手法を研究し、性能向上を提案しています。特に非駆動自由度を持つシステムに興味があり、実際に球乗り型の全方向モビリティなどを研究・開発しています。災害時における停電を想定した再生可能エネルギー復旧システムの構築を目指します。変動する発電電力に応じて需要負荷を調整することで、早い時期にあるエリアのマイクログリッドにおける再生可能エネルギーの接続を行い、早期の電力供給に貢献することを目指します。機械や構造物にドカンと急激に大きな力がかかってしまったらどうなるでしょう? 簡単に故障したり、壊れてしまっては商品価値が低くなってしまいます。さらに壊れながらでも大事な部分を守る材料・構造により、交通事故死亡者数の低減につなげます。自動運転車、電気自動車などクルマは新たな進化局面を迎えています。「安心で安全なクルマ社会の実現」を目指し、現在さらに将来起きるかもしれない交通事故要因の調査・分析、予測を行い、自動車衝突時の被害軽減や運転支援、事故防止技術を研究しています。近年盛んな、人間のようにインターネットでコミュニケーションをとりながら動くモノ(IoT)の研究。IoTにブレークスルーをもたらすのは子供たちの感性と考え、遊びながらプログラミングや無線通信などのIoTの要素技術を学べる教材の開発を行っています。現在パソコンやスマートフォンに広く使われているリチウムイオン電池と比べて、数倍ものエネルギーを貯蔵できるナノカーボン材料や、次世代電子機器に利用される特殊な磁性を持つ材料など、将来絶対に役に立つ革新的な材料の研究・開発を行っています。医療・ヘルスケアや農業等の中に新たな価値を見出し、人々の豊かな暮らしを支えるために、IoT(モノのインターネット)等の新しい技術が勃興しています。そのコア技術であるセンサ工学と、そこに必要とされるヒトに寄り添える実装工学を研究しています。省エネルギー、低排出ガスの電動航空機の研究を行っています。機体、推進モータ、装備に関するコンピュータシミュレーション、設計の実用化技術を開発します。また、太陽光エネルギーで半永久的に飛行するソーラプレーン・無人航空機の研究を行っています。機械電気工学科教 員一 覧次世代のモノづくり。その進化を担う、機械・電気分野の多彩な先端研究。モノづくりの基本となる材料やエネルギーシステム、日常の不安を取り除く安全工学や、医療・健康を支えるセンシング技術、環境問題へつながる電気機器の効率化、次世代の乗り物や輸送手段。機械電気工学の様々な視点から研究を行う、公立諏訪東京理科大学の研究者たち。

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