45炭素繊維強化樹脂（上）とアルミ合金（下）の接着強度試験超少子高齢化社会において、医療・介護従事者の負担を減らしつつ患者や被介護者のQOL（生活の質）向上を目指す技術を研究しています。現在研究を進めているのは、在宅で使用できる小型で軽量かつ信頼性の高い診断補助機器やヒトの心理状況を計測・評価する技術。また、センシング技術など様々な技術シーズが集積した諏訪地域の特長を生かした医療機器づくりを目指しています。「たのしさ」がQOL向上のキーポイントと考え、ゲームや遊びのたのしさを介護予防や健康増進、教育に生かす研究にも取り組んでいます。地元企業等からの要望に基づいて、地域が抱える課題の解決や、最先端の技術開発を目指す「地域連携研究開発機構」。研究の中での人材育成を通して、地域とこの国の発展に貢献しながら、公立諏訪東京理科大学の教育・研究水準の向上につなげます。そのために、教員が学部や学科の枠を超えて、地域と協力しながら様々な分野の課題解決に取り組んでいます。そして、地域が持つモノづくり技術や環境資源の魅力を発信します。農業生産現場の課題に対し、学術的な研究を基盤とした工学×AI情報処理を用いて課題解決やビジネス化に取り組んでいます。具体的には「ソーラーチューニング」により農業と発電を両立した農業IoT技術を普及させ、農業生産性向上技術やAI（人工知能）による革新的な農業工学技術の実現を目指します。また、スマート農業に関する農理工学際研究の成果を世界に発信し、今後世界が抱える地球温暖化や人口爆発に起因するエネルギー・環境・食料問題に一石を投じることを目指しています。現在、インターネットやIoTデバイス、人々の行動を通じて収集されるビッグデータを実社会のサービスの高度化や高付加価値化の実現のために活用することが期待されています。製造現場において蓄積されているデータを自然言語処理とAIで学習、顕在化させて現場の効率化や自動化に生かす研究や、プログラミング教育導入に向けて学校の先生や生徒とともにシステム化を実現する研究、観光客の行動履歴などを機械学習やAIで分析し、地域の観光産業の振興に生かしていく研究などに取り組んでいます。スマートデバイスの内蔵センサから取得したデータから有用な情報を抽出したり状態を識別したりする知能情報処理技術の研究、クラウドを活用したIoTデータの管理・分析、ドライバとの協調を可能とする運転行動モデリング技術、また、AIや機械学習により学習者スーパーコンピュータ「諏訪AIクラウド」の日々の活動を分析して効率の良い学習活動に結びつける異常原因予測モデル構築技術などの研究を行っています。ディープラーニング・IoT・ビッグデータ処理技術などを応用し、社会の課題解決を目指します。現在、航空機の環境問題対策として注目されるのが航空機の電動化。また、今後の社会における新たな移動手段として次世代モビリティが検討されています。本学ではソーラープレーンの実用化と次世代モビリティの実用化を推進し、実用化に向けて地域と連携して研究に取り組んでいます。これらに共通する基盤技術である、蓄電技術の高度化、駆動モータの磁気回路設計、駆動モータの最適設計技術の開発、自動運転技術評価の基盤整備にも注目し、これらの要素技術の検討を進めています。電気・通信・機械に関わる企業が立ち並ぶ諏訪において、技術相談はもとより、先進技術で地元企業と共同で研究開発を行うことを目指しています。電気・通信系では、介護・見守り、農業、環境保全、情報セキュリティなど幅広い課題に取り組み、今後はローカル5Gの実証評価や、それを活用した新たなサービス開発も強化していきます。機械系では、新しい材料や接着・接合技術の強度および信頼性の検討、燃焼工学に基づいた安全性評価などを主軸に、環境問題を中心とした持続可能な社会実現を目指した研究課題に、地域の企業と共に取り組んでいます。農業理工学医療介護・健康工学地域情報・マネジメント人工知能・IoT次世代輸送システム地域先進技術本学では全ての学生が卒業研究に取り組みます。さらに、学部学科の枠を超えて、より幅広い研究を行うことも可能です。モノづくりの集積地である諏訪地域だからこそ実現できる研究を通して、その成果を社会に還元していきます。工学×AI情報処理で農業生産現場の悩みを解決。医療機器開発×AIや脳科学から、QOLの向上を目指す。AIやビッグデータを地域の産業・教育・観光の振興に生かす。人工知能やIoT技術で社会の課題解決に取り組む。未来の社会で活用される次世代モビリティを開発。電気・通信系、機械系の先進技術で地域課題に取り組む。地域企業と協力し、学部学科の枠を超えた研究・教育から学ぶ「地域連携研究開発機構」地域と連携した研究
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