公立諏訪東京理科大学 大学案内2023
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1*2502年生の3月から始めた大学図書館でのアルバイト。情報発信のWEB化・デジタル化を進めるなど業務の改善にも力を入れました!高校から打ち込んでいた弓道を続けたい一心で部を再興。仲間と勝ち取った地元大会での優勝も忘れられない思い出です。 ※熊谷さんの研究はP17でも紹介しています。情報応用工学科 2022年3月卒業機械電気工学科 2022年3月卒業大学で身につけたAIや機械学習の知識と技術をもっと磨いて、地域の課題解決にも取り組みたい!希望の進路をつかんだ一期生のストーリー大学で学んだ電気や機械の技術を活かして、様々な分野に挑戦する楽しさを味わいたい!*2022年4月1日付でBIPROGY株式会社に社名変更MY UNIVERSITY DAYSいま僕がいる写真の場所は、どこだかわかりますか?そう、大学の図書館です。専門書もたくさん揃っていて、レポート課題の資料探しでは大変お世話になっています。そして、僕にとってはそれ以外にもお世話になっていることが…。じつはこの図書館で学内アルバイトをやらせていただいています。僕の大学生活は、すごく飛び抜けたものはありませんが、学業から課外活動、インターンシップ、そしてこのアルバイトまで、どの面においてもオールマイティに一定の成果を出すことができ、とても充実していました。とくにプログラミングに関しては、入学時はまったく経験がありませんでしたが、授業で取り組んでいるうちにすっかりトリコに。研究室では音楽を楽譜に自動で書き起こす機械学習について研究し、プログラミングの技術もさらに鍛えられました。入学当初は、「理系=大学院に行く」というイメージを持っていたため、就職のことは考えていませんでしたが、学んでいくうちに早く社会に出て大学で身につけた力を試してみたいと考えるようになりました。社会を知り、就職活動に慣れるために積極的にインターンシップや企業説明会などに参加。採用選考を経て、とある企業から内定をいただき満足していましたが、キャリアセンターの職員の方や研究室の先生から「自分の可能性を信じてチャレンジしてみては」と背中を押され、さらなる挑戦を決意。その結果、行けるとは思ってもいなかった企業から内定をいただくことができました。アドバイスをくれた方々にとても感謝しています。いまは、自分で限界を決めず、挑戦してみることの大切さを実感しています。MY FUTUREMY FUTUREMY UNIVERSITY DAYS皆さんも大学に入ったら、なにかひとつでいいので「これこそ!」と思えることを成し遂げてほしいと思います。研究でもいいですし、そのほかのことでもOK。そういう僕が成し遂げたのが、休眠中の弓道部を復活させたこと。高校のときから弓道部に入っていて、大学でも続けたいと思っていたのですが、実際に入部してみたらほぼ休眠状態。そこで一念発起して弓道部を再始動させました。学生弓道連盟に加入の手続きをしたり、大会への出場申請をしたりいろいろ大変でしたが、先輩や同期部員たちの協力もあり無事に復活を果たすことができました。そんなチャレンジ精神を、就職活動でも発揮。研究室では窓に貼ったりビニールハウスで利用できる有機薄膜太陽電池の開発に取り組んでいますが、たまたまその発電部分に使用していたインクジェットが、志望していた企業の製品。まさに奇跡。運命に導かれるようにエントリーし、無事内定をいただくことができました。実は、僕の就職活動のスタートは周囲に比べ遅め。3年生の1月には、エントリーシートを書いたり、面接を受けてきたという人たちが増えてきてかなり焦りました。でも、研究室の先生に相談してみると、「本来就職活動が解禁されるのは3月からだからそんなに焦らなくていい。準備不足で受けても難しいと思うよ」というアドバイスをいただき、早期選考は見送ることに。それからは、先輩社員さんたちの話を聞くために、企業側が開催する座談会に積極的に参加するなど、万全の準備を整えて採用選考に挑みました。振り返ってみると、自分を見つめ直す時間をつくれたことも、良い経験だったと感じています。MY UNIVERSITY DAYS &MY FUTURE

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