公立諏訪東京理科大学 大学案内2023
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51時代の要求する新しい考え方、方法論、技術を駆使して、組織のリーダーシップを発揮できる人材を育成します。それぞれの専門分野において、自らの専門力を一層確かなものにしつつ、実社会における課題について、自らの専門力を活かした社会的課題解決能力の修得を目指します。一層深掘りした自らの専門力をもとに、社会における研究開発を自立して行う力を身につけ、新たなパラダイムシフトにも対応可能な実践力の修得を目指します。最先端の科学技術の発展を目指し、環境を守り安全・安心・便利な社会を構築していく上で必要なコアテクノロジーから研究テーマを選定、研究開発を進めます。諏訪圏の主力産業である電子・電気、機械、加工、情報通信等に関する工学を中心に、知識基盤社会に対応した研究開発を自律して行う力を身につけます。大学では、4年次の限られた時間の中で卒業研究を行います。ここに、修士課程での研究をプラスすると、1+2=3年間の長期の研究計画を立てることができます。3年間をかけて研究を深掘りすることを前提に、より挑戦的で革新的な研究テーマの設定が可能になります。時間をかけ、立案から研究成果までの一連の研究活動を自らの力で完結させることは、その後の実社会での活躍を目指す上での大きな自信にもつながります。※大学院授業科目を取得した場合、大学院入学後、学部時に取得した単位が大学院の成績に認定されます。 ※履修には所定の条件があります。企業だけでなく、行政、団体、教育機関などの組織活動を、効率的かつ高度に行うための考え方とスキルを備えたマネジメントの専門家を育成します。社会システム領域、具体的には、①環境を守り低炭素社会を実現 ②地域通信ネットワークの実現 ③火災や犯罪等に対処する社会安全等を体系化して学修します。大学院では、特別研究、特別演習を柱に、技術領域とマネジメント領域の科目もバランスよく学修します。しかし、単に専門力を身につけるだけでなく、地域企業や他大学との共同研究などを通して、社会における具体的な課題の解決に向けて、その専門力をどう生かすかを実践的に学びます。さらに博士後期課程では研究をより深めることはもちろん、その研究やプロジェクトを主導する立場となって、大学内外を問わず、さらに活躍の場を広げることも可能です。地域に開かれた大学として、産学官の連携の下で新技術の創出、人材の育成に取り組み、地域産業の発展に貢献します。■ 基本理念大学4年間での学びをさらに深化させ、企業や研究機関でその力を最大限生かすための、“大学院進学”という選択。よりチャレンジングな研究のプランニングも可能に。工学・マネジメント研究科 工学・マネジメント専攻研究過程と成果が、明確なビジョンへつながる大学院での学び方テクノロジー(工学)領域学部・大学院の円滑な接続を図ることを目的として、学部在学中に大学院授業科目の履修を可能としています。工学と経営学の融合教育工学コース工学と経営学の融合教育修士課程(2年間)博士後期課程(3年間)学部・大学院間の連携専門力と、それを実社会で生かす能力を、実践的な研究から身につける。マネジメントコース社会システム領域公立諏訪東京理科大学 大学院進学のススメ

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