公立諏訪東京理科大学 大学案内2023
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■本学大学院修士課程進学者のための支援制度52東京理科大学大学院受入先※支援制度の詳細は本学ホームページをご覧ください。(https://www.sus.ac.jp/campuslife/syougakukin/)* 2022年度実績のため今後変更になることがあります。人工知能やロボット工学の発展はめざましいものがあります。また、新型コロナの影響でリモートワークという新しい働き方も定着しつつあり、ICTを取り入れた社会は、すさまじいスピードで変革しています。このような時代で活躍する技術者となるには、幅広い知識と深い専門性が必要となり、大学院に進学し、さらに深い専門性を獲得する学生が増えています。本学の大学院では、自ら考え、自ら進んで実践し、高い専門知識とスキルを活かし問題解決できるエンジニアを育成しています。そのために、地域企業や行政、本学に設置されている地域連携研究開発機構などと連携し、実社会に即した環境で研究推進する体制が整えられています。現在、AI分野の強化学習に関連する研究をしています。大学院へ進学した理由は、1年を通じて強化学習を学んだ時に、より専門的に学び将来仕事で強化学習を使えるようになるまで突き詰めたいと考えたからです。今後はデータ分析企業でデータサイエンティストとして働き、エンジニア視点を持ちつつ課題解決を提案できる人材になりたいと考えています。大学院では、学部生より高い当事者意識で取り組むことが求められ、自主的に計画行動確認実行のサイクルを回すことが身につきました。先生や先輩に、興味のある分野の研究について話を聞き実際にやってみて、もっとやりたいという欲求がある人は、大学院進学も視野に入れてみてください。さらに深い知識と高度な研究を積み重ね、研究者としての道へ。私は、統計データを活用して、世界の交通事故状況の変化とその影響を研究しています。マレーシアで学士号を取得後、日本の大学院への進学を希望しました。授業は英語で行われ、教授のほとんどが英語を話せるため、出願や入学手続きはスムーズでした。この先、知識やスキルをさらに磨き、将来は大学の研究者になりたいと考えています。大学院では、調査や論文執筆の際に自分の頭で素早く考えるという適応力や、複雑な内容の理解・高度な研究による分析力を高めることができました。そして、研究を成功させるために、自己管理、不断の努力、毎回ベストを尽くすことの重要性など、研究者としての姿勢を学ぶことができました。公立諏訪東京理科大学を卒業後、東京理科大学の大学院に推薦入学できる制度です。本学で身につけた知識や技術、研究成果を糧に、新たな可能性が広がります。東京理科大学大学院特別推薦入学の受入先 〈2022年度実績*〉工学研究科理工学研究科先進工学研究科工学研究科理工学研究科先進工学研究科電気工学専攻、情報工学専攻情報科学専攻、電気工学専攻、経営工学専攻電子システム工学専攻工業化学専攻、電気工学専攻、機械工学専攻電気工学専攻、機械工学専攻電子システム工学専攻、マテリアル創成工学専攻工学・マネジメント研究科長2022年3月大学院修士課程修了2022年3月大学院修士課程修了Anis Farhana binti Zainuddinさん入学金免除制度授業料減免制度留学生支援制度本学の学科情報応用工学科機械電気工学科支援制度内部進学者全員を対象に、入学金の全額を免除します。学内選抜における内部進学者のうち、所定の成績にあてはまり、選考過程において学ぶ意欲や人物が優秀であると認められる学生に、年間授業料の全額もしくは半額を原則として2年免除します。外国人留学生特別選抜合格者のうち、所定の条件を満たした学生を対象に、入学金・授業料の全額を免除し、毎月7万円の奨学金を給付します。内容さらに高度な専門知識とスキル獲得を目指す大学院。専門知識をより突き詰めて研究し、実際の社会で活用できる人材を目指したい。研究科長メッセージ大学院生インタビュー東京理科大学大学院特別推薦入学制度広瀬啓雄 教授吉田秀俊 さん

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