公立諏訪東京理科大学 大学案内2023
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新シヴァ神の降臨か?DX導入は05 新型コロナウイルス流行の嵐が吹き荒れた後、今度はDX(デジタルトランスフォーメイション)の嵐が吹き荒れるのでしょうか? 現代は、大量のデジタルデータが生成・蓄積され、そのデータの人工知能(AI)による分析結果を用いて、業務の効率化、予測等を行い、新たな価値創造を行うことができる時代といわれています。スウェーデン・ウメオ大学教授エリック・ストルターマン氏は、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」として、これをDXと名付けました。少子高齢化、生産性の低下が課題の日本にとって、DXは大変魅力的に見えます。 しかし、DXでロボットやAI等のICT(情報通信技術)を導入することは、旧来の仕事を奪う(破壊する)ことになります。このことは、私にシヴァ神を思い起こさせます。シヴァ神はヒンドゥー教の神様で破壊と再生を司る神様です。旧来の仕事を破壊し新しい仕事を創り出すDXとの間に類似性を感じるのです。 本学は、AIを中心としたDX導入に必要なICTを身につけることができます。また、公開講座等により社会人のリスキリング(新スキルの習得)をサポートし、DX導入が破壊/再生ではなく、転換/創造の新しいシヴァ神の降臨となるよう努めて参ります。公立諏訪東京理科大学 学長学長メッセージ小越 澄雄

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