科目マネジメント・地域連携科目44語学グローバル化した社会において、多言語・多元文化的価値観をもつ人々を理解し、それらの人々と協働するためのコミュニケーション能力が必要です。本学の必修・選択英語科目では、アクティブ・ラーニングを活用した習熟度別の少人数クラスで4技能(聞く、話す、読む、書く)を養い、クリティカル・シンキングを重視した国際的に通用する英語の基礎を身に付けます。 語学科目には「英語1〜4」「Communicative English1〜8」「Global Communication1・2」「中国語1・2」「海外語学体験」があります。TOEIC®や英検を対象とした資格取得支援助成金制度もあります。マネジメント・地域連携本学では、情報応用工学科や機械電気工学科で学ぶ専門分野をしっかり身に付けるための基礎教育と、社会の第一線で活躍するために必要となる教養を高めるための人材教育を重視しています。これらは共通・マネジメント教育分野として授業カリキュラムで体系化されており、それを担うのが共通・マネジメント教育センターです。具体的な授業科目は、専門分野を学ぶ上で必要となる数学や物理を主体とする“工学基礎科目群”。先端の専門科目を学ぶための基礎言語であり、工学基礎科目数学では、工学分野で使う数学、いわゆる応用数学「微分方程式」「フーリエ解析」「複素関数」「ベクトル解析」が学べるカリキュラムを提供しています。また、データサイエンスや実験で必要な統計知識を学ぶ「統計学A・B」もあります。1年次にこれらの基礎となる「微分積分1・2」「線形代数」を学びますが、高校数学との接続を考えた「数学基礎」も提供しています。物理では、工学分野で現象を扱うために必要な力学、熱力学、電磁気、波動、原子・原子核が「物理学基礎」「物理学A・B・C」で学べます。現象を扱うためには、具体的な数値だけでなく、文字や文字式を扱うことが増えます。これらの科目を通して、現象を理解し、必要な公式を考え、自分で方程式を立てることができるようになります。この他「化学基礎」「化学」があります。語学科目マネジメント・地域連携科目変化の激しい社会で、多様な思考・幅広い視野を持つ人材が求められています。マネジメント・地域連携科目では、技術者にとって必要な「ビジネスの知」を身に付け、地域に関わる課題解決への導き方などを習得し、将来広い社会で貢献・活躍する“力”を培っています。この領域科目には、「企業システムと経営管理」「経営戦略」「マーケティング」「デザインマネジメント」「国際経営」など経営学の基本(科目)を体系的に設けており、また地域の経営者を交えた「地域企業に学ぶ経営」「地域創造論」「地域イノベーション・プロジェクト」という実学科目を用意しています。さらに「地域連携課題演習」では、自治体や産業界からの要請による地域課題に取り組むPBL(課題解決型教育科目)を設定して、地域と交流しながら、社会人基礎力を養います。1年次一般科目幅広い教養と柔軟な視点を培うための科目と、“八つ縄文織り”体験など、信州の地域文化や自然に親しむ科目を提供しています。一般科目には「心理学」「論理学」「法学入門」「科学する心」「グローバル社会と文化」「基本情報処理」「データサイエンス入門」「健康教育」「文化と芸術」「キャリア開発」などがあります。さらに放送大学の「新しい時代の技術者倫理」「フランス語I」「ドイツ語I」「グローバル化時代の日本国憲法」が本学の卒業単位として単位認定されます。韓 暁宏 教授田原 慎介 講師経営管理/グローバル経営経営組織/アントレプレナーシップ■ 企業システムと経営管理■ 経営組織 ■ マーケティング ■ 経営戦略と価値づくり経営 ■ コストと採算 ■ ビジネスリーダーシップ ■ 地域創造論 ■ 地域学入門久保 吉人准教授経営戦略/イノベーションマネジメント■ 地域連携課題演習■ デザインマネジメント ■ 経営分析 ■ 国際貿易 ■ 企業の国際化戦略 ■ 地域企業に学ぶ経営2年次奈良 裕美子 教授高畑 伸子 講師英語・英語圏文学・文化アクティブラーニング・異文化コミュニケーション■ 知的財産マネジメント ■ 新規事業創出 ■ 地域イノベーション・プロジェクト3年次清澤 香 准教授内藤容成 講師言語学・言語教育英語圏文学・文化、ポストコロニアル理論4年次共通・マネジメント教育 工学の基礎と社会人の基礎、そしてこれからの技術者に求められる経営の視点グローバル社会で活躍するためのコミュニケーションツールでもある英語を主体とした“語学科目群”。学んだ技術を社会で生かすことを目的に、経営学を地域課題と一緒に、実学として学べる“マネジメント・地域連携科目群”。そして、自分で考える力の基となる教養を育む“一般科目群”に分かれています。これらの科目を通じて、大学で身に付けた高度な専門知識と技術を、変動の激しい社会においても自分目線で生かすことができる「社会で求められる人材」を育成しています。
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