東京都立大学(現首都大学東京) 大学案内2020
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システムデザイン学部区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、言語科目、情報科目、理系共通基礎科目保健体育科目、キャリア教育教養科目群都市・社会・環境、文化・芸術・歴史、生命・人間・健康、科学・技術・産業基盤科目群人文科学領域、社会科学領域、自然科学領域、健康科学領域専門教育科目群領域導入科目(必修)ビッグデータ・マイニング概論ソーシャル・マルチメディア概論人工知能・自然言語処理概論学科基礎科目(選択必修)データ構造とアルゴリズムⅠ情報数学Ⅰプログラミング基礎演習Ⅰデータ構造とアルゴリズムⅡ、情報数学Ⅱプログラミング基礎演習Ⅱ、データ構造とアルゴリズム演習形式言語とオートマトン、言語処理系、計算機システム学科専門科目群基礎理論系科目(選択必修)実践数値計算人工知能離散数学情報論理学、オブジェクト指向型言語、計算理論情報セキュリティ、機械学習、情報理論プログラミング言語論情報科学応用数学暗号理論符号理論アーキテクチャ系科目(選択必修)ソフトウェア構成論コンピュータネットワークソフトウェア設計論コンピュータアーキテクチャ基礎論、オペレーティングシステムインターネット、ソフトウェア工学、並列処理現代計算機アーキテクチャ、無線ネットワーク分散処理コンテンツ系科目(選択必修)データベース信号処理Usability Engineering画像処理、HCI、知的エージェント、パターン認識データマイニング、音響・音声信号処理感性工学、バーチャルリアリティネットワーク科学情報可視化自然言語処理実験科目・特別研究(必修)システムプログラミング実験応用プログラミング実験情報科学特別研究1情報科学特別研究2ゼミナール(選択)情報科学ゼミナール学部共通科目(選択)科学技術英語第一、科学技術英語第二システムデザイン論、インターンシップ産業と法規Prole人間の脳と心をモデル化して人工知能の先端理論と技術を学びます高度な技術を人が使いこなすためのシステム 囲碁ソフトが世界最強とされるプロ棋士に勝つためには、人間と同じように考えて進化する頭脳が必要です。人間の判断が心の動きにも左右されることを考えるなら、心理的側面にも着目する必要があるでしょう。囲碁ソフトの勝利は、「人工知能」が人間の脳の生理学的側面に着目したニューラルネットワークや、心理学的側面の研究成果であるファジィ理論を取り入れることでいよいよ高度に、人間並みになってきた証。もちろん最強の囲碁ソフト開発が目的ではありません。近未来の社会的インフラとして、これらの技術、理論を学んでいきます。 今後ますます重要となる情報科学の分野の中でも、特に人間の心理と生理にも関係する知能情報処理の考え方や手法を学びました。AIはロボットの機能を実現するためにも、人間との対話をするためにも重要な技術です。人間の優れた特性を取り入れて発展する知能情報処理について、幅広い内容を勉強しました。これからの情報処理技術の中でも必須となる分野だと思いました。システムデザイン研究科 情報科学域 修士1年東京都立 清瀬高等学校 出身梨木 玲穏 さんNOTICE広い視点を持ち、システムを捉えることの重要性を学びました授業 Pick up 知能情報処理(2年次)/山口 亨 教授履修モデルhttp://cs.sd.tmu.ac.jp/首都大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから首都大生のリアルボイスProle世界的に活躍するエンジニアに欠かせない基本中の基本技能です 2年次前期の講義「データ構造とアルゴリズム」で学んだ、計算時間の少ない効率的なアルゴリズムやコンパクトなデータ構造についての知識を確かめながら、バグを入れにくいきれいなプログラムを書くための作法も含めてプログラミング能力を鍛える演習です。GoogleやMicrosoft、Appleのようなグローバル企業の就職試験では必ず問われる、ソフトウェアエンジニアに必須の技能。コンピュータサイエンスの基礎を身につけた卒業生が、将来これらの企業などで働くことも含め、世界的に活躍するエンジニアになることを期待しています。システムデザイン研究科 情報科学域 修士1年東京都 私立高輪高等学校 出身黒澤 道希 さんNOTICE機械翻訳の研究を、大学院でも継続して追究しますアルゴリズムとプログラムを一体で考える 同じ作業をするプログラムでも、アルゴリズム次第で計算処理の時間が大きく変わります。そのことを理解するため、ソートなどの基本的なアルゴリズムについて、問題に対して自分でプログラムを実装して処理速度などを確認しました。実習の目的はプログラミング技術の向上ですが、非効率的なアルゴリズムが引き起こす現実問題にも触れ、今後プログラムを書く上で重要な基礎を身につけることができました。演習 Pick up 情報工学演習(2年次)/小町 守 准教授099

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