Prole時代の変化に先行する利便性の高い情報通信サービスの実現を目指す ネットワーク技術や情報システム技術の発展に対応した、時代の最先端となる情報通信サービスを研究開発しています。例えばIoTの広まりに先行し、センサネットワーク、オーバレイネットワークなどの自律分散型ネットワーク技術の研究開発や、タブレットやウェアラブルデバイスなどに組み込まれる各種センサやアクチュエータなどを活用した新たな情報ネットワークサービスとシステムの創出に取り組んでいます。いずれの研究もユーザーおよびユーザー環境を想定し、利便性の高い快適な情報通信サービスの実現を目指す点が特徴といえます。システムデザイン学部 システムデザイン学科経営システムデザインコース 4年福井県立 高志高等学校 出身細野 湧大 さんNOTICE未来の技術に役立つシステムを構築することが目標ですホログラフィによる立体放送の実現 ホログラフィによる立体放送の実現のため、サーバから伝送するデータ容量を低減するシステムの研究をしています。3次元映像技術として知られるホログラフィですが、伝送データ容量や映像構成のための計算時間の膨大さなどを理由に、立体放送への実装には至っていませんでした。よって私は立体放送への実装に向けて、実用レベルまで伝送データ容量を低減することを目標としています。研究室 Pick up 2ネットワーク情報工学研究室/朝香 卓也 教授Prole音響・振動から電磁界まで世界に溢れる波動を科学し応用する聴覚が持つ空間知覚力の解明に挑む コアテーマは「波(Wave)」――音響(音場)・電磁波(電磁界)・弾性波(地震波)の計測・解析・シミュレーションを行っています。研究室では、我々の身近にある音波・電磁波・弾性波から、聞いたこともない未知の波動現象まで、先進コンピューティングと最先端の計測・信号処理を駆使して研究/開発を進めています。電波音波無響室での超高解像計測、非接触で物をつかむ空中音響ピンセット、超高感度磁力計による未知の自然電磁気現象の探求など波動の持つ可能性と限界を求めてチャレンジする尖った研究が魅力です。 人の聴覚は、音が発した方向や音源までの距離を判断できます。空間的に音を知覚する音像定位能という能力は、生きていく上で重要な役割を果たしますが、何を手掛かりに音の方向や距離を把握しているかは十分に分かっておらず、その解明を私は卒業研究のテーマにしました。研究の過程では、新たな疑問も生まれますが、好奇心に身を任せ、探究し続ける姿勢こそが良い結果につながると思っています。システムデザイン学部 システムデザイン学科情報通信システムコース 4年神奈川県立 相模原高等学校 出身山田 美知花 さんNOTICE知覚メカニズムを解明すれば通信の高精度化につながります研究室 Pick up 1波動情報工学研究室/大久保 寛 准教授区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、言語科目、情報科目、理系共通基礎科目、保健体育科目、キャリア教育教養科目群都市・社会・環境、文化・芸術・歴史、生命・人間・健康、科学・技術・産業基盤科目群人文科学領域、社会科学領域、自然科学領域、健康科学領域専門教育科目群電子情報システム工学特別講義Ⅰプログラミング基礎演習Ⅰ情報数学Ⅰデータ構造とアルゴリズムⅠ論理回路基礎電気回路プログラミング基礎演習Ⅱ形式言語とオートマトンデータ構造とアルゴリズムⅡ言語処理系計算機システム電気通信数学Ⅰ回路理論、基礎電磁気学電子情報システム工学特別講義Ⅱ実践数値計算信号処理電気通信数学Ⅱデータ構造とアルゴリズム演習ソフトウェア構成論ソフトウェア設計論離散数学コンピュータネットワークその他にも自由選択科目5情報理論基礎制御理論応用確率論応用統計学ディジタル通信波動計測処理情報論理学コンピュータアーキテクチャ基礎論オペレーティングシステムオブジェクト指向型言語ソフトウェア工学計算理論情報セキュリティインターネット計画工学その他にも自由選択科目6現代計算機アーキテクチャプログラミング言語論アルゴリズム解析並列処理オペレーションズ・エンジニアリング情報システム基礎パターン認識無線ネットワーク医用システム工学スクリプト言語演習信頼性工学その他にも自由選択科目5分散処理モデリングとシミュレーション暗号理論符号理論画像処理エンベデッドシステムその他にも自由選択科目4電子情報システム工学概論電子情報システム工学実験・演習情報システム実験Ⅰ情報システム実験Ⅱ電子情報システム工学ゼミナール電子情報システム工学特別研究1電子情報システム工学特別研究2学部共通科目(選択) 科学技術英語第一、同第二、システムデザイン論、インターンシップ、産業と法規Computer Systems Program電子情報システム工学科 情報システムコースコース導入科目(必修)コース専門科目(選択必修)演習・ゼミナール(選択)/実験科目・特別研究(必修)領域専門科目(選択必修)共通基礎科目(選択必修)履修モデル2年次前期までは広く基礎的な科目を学び、同後期からコースを選択してより専門的に学びます。首都大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから首都大生のリアルボイス102Tokyo Metropolitan University GUIDE BOOK 2020
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