東京都立大学(現首都大学東京) 大学案内2020
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グローバル教育プログラムProfile岩佐 竜英 さん都市環境学部 都市環境学科地理環境コース 4年東京都 私立本郷高等学校 出身 理系学部に在籍して留学する場合、夏・冬休みに短期留学することで大学の卒業に影響を与えませんが、長期留学を視野に入れていた私は4年間で卒業できる国際副専攻の仕組みに魅力を感じ、それが受験の決め手となりました。国際副専攻での授業は語学力の向上だけでなく、実際に留学を想定した確かな語学力や知識、グローバルに活躍するために求められるスキルを学ぶことができます。例えば、外国や留学に関心の高い学生が学部の壁を越えて集まっているので、異なる専門分野それぞれの意見や考え方を共有したり、高い国際意識を持つ仲間と研鑽することで自分の視野を広げることもできました。留学を目指す文・理の学生がともに海外で学ぶ準備と心構えを整える国際副専攻を履修する基礎力を身につける履修学生インタビュー授業紹介▶国際副専攻科目(一部抜粋)Foundation Seminar自然災害の経験がない他国の学生と実体験を共有する 留学先でも専門分野を中心に学修。国や文化を越えた仲間達との交流も盛んに行いました。日本の自然災害の特徴や、外国で進行している紛争・内戦の現況や意見など、お互いの実体験を共有し合えたことは思い出の一つです。#STUDY ABROADFoundation Seminar共通国際副専攻を学修する上で基礎となる授業。異文化に対する理解やコミュニケーション力の向上などを目指す。Academic English in Natural Sciences Ⅰ理系海外留学の準備のための総合的な英語学習を行う。Academic English in Humanities and Social Sciences Ⅰ文系Academic Writing in Natural Sciences Ⅰ理系英語による論述やレポート作成の方法について学ぶ。Academic Writing in Humanities and Social Sciences Ⅰ文系Globalization and Japan共通グローバリゼーションに関する事象を理解し、諸事例の分析を行う。海外留学認定科目共通海外の大学へ留学し、単位を修得(必須)する。Advanced Seminar共通海外留学による学修の成果を発表する。Advanced Academic Writing共通英語による学術論文の執筆について学ぶ。Special Discussion Seminar in Natural Sciences理系議論、口頭発表などの演習を行う。Special Discussion Seminar in Humanities and Social Sciences文系留学前留学中留学後国際副専攻を学修するための基礎力と留学に必要な英語力を養成世界における日本の位置づけに関する深い洞察力と発信力を養成国際副専攻の学修で専門教育やキャリア形成につなぐ力を養成※留学前または留学後留学経費・経済支援1学期間または1年間留学期間主専攻により推奨時期は異なります。留学時期※学内選考があります。留学先アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、オランダ、オーストリア、フィンランド、スウェーデン、ポーランド、ノルウェー、ハンガリー、ロシア、リトアニア、トルコ、オーストラリア、韓国、中国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアなど 「Foundation Seminar」では、世界諸地域のさまざまな事象を取り上げつつ、異文化に対する理解やコミュニケーション力の向上を目指します。数名の教員がオムニバスで担当し、学際的アプローチから世界諸地域の多様な文化・社会・自然環境について理解を深めます。学期の後半では、グループ発表や個人による発表の機会があります。普段は専攻が分かれている国際副専攻履修生が集まるホームルームのようなクラスでもあり、和やかな雰囲気のなか、活発な議論が行われています。国際副専攻を履修しても本学授業料の追加はありません。交換留学の場合、留学先の授業料は免除されます。在学5年目授業料無料月額給付奨学金、渡航費の支援があります。(例)月額給付奨学金:6~10(派遣地域によって異なる)渡航費:アジア地域 → 上限10万円アジア地域以外 → 上限20万円交換留学によらない派遣留学の留学先授業料支援 http://www.mip.ic.tmu.ac.jp/※詳細は下記ホームページを参照133

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