グローバル教育プログラムProfileProfileProfile簗島 瞬 さん佐藤 孝美 さん滝沢 達朗 さん都市教養学部 都市教養学科理工学系 数理科学コース 4年東京都 国立筑波大学附属 視覚特別支援学校 出身都市教養学部 都市教養学科人文・社会系 国際文化コース 4年愛知県 名古屋市立菊里高等学校 出身都市教養学部 都市教養学科理工学系 生命科学コース 4年東京都 私立桐朋高等学校 出身 アメリカのサンディエゴにあるUC San Diego Extensionで1カ月の語学研修を受けました。この渡米は、将来の夢である長期留学への第一歩。英語力の中でもオーラルコミュニケーション力の向上が目的です。また、アメリカとの文化の違いを肌で感じ、特に障がいに対する社会の向き合い方を考えようという狙いもありました。 サンディエゴには点字ブロックがほとんどありません。しかし不便を感じなかったのは、道行く人がフレンドリーに声をかけてくれたから。障がいを多様性の一つとして捉えていることを感じ、そのことを研修の最終日にプレゼンテーションして、多くの反響をもらえたことも貴重な体験となりました。 3年次後期から9ヵ月間、交換留学生としてイギリスのバンガー大学に通いました。現地では映画やメディア論について学びつつ、映画サークルに所属し複数の自主製作映画に編集担当として参加しました。正課の課題とサークルでの編集作業に忙殺されたものの、関わった作品の1本が上映会で最優秀編集賞を受賞し、個人としては「最も活躍した人」に選出されたのです。表彰された喜びは学びへの自信となりましたが、それ以上に留学での財産となったのは、映画製作を通して親交を深めた仲間たちです。中でも2児を育てながらアートフィルムを学ぶノルウェー人留学生には、作品を作る姿勢とともに、女性として今後の生き方など多くのことを学びました。 マレーシアにあるEPSONの工場で三週間のインターンシップを行いました。私が配属されたのは、職場の安全管理や産業廃棄物の取り扱いに関する部署でした。通常の業務について学ぶだけではなく、化学薬品リストの改定や分別促進ポスターの作成など、学生の視点での指摘を求められました。私が就いた部署には日本人スタッフはいませんでしたが、現地スタッフから昼食や休日の観光に誘われるなど気にかけていただき、最終日は別れがつらかったほどです。 外国から来た学生を温かく迎えてくれた現地の方々のことは忘れられません。将来、自身が仕事で海外の方を受け入れることがあれば、この経験を生かし、快く迎え入れサポートできる人になりたいです。障がいに対する捉え方の日米の違いを肌で感じ、現地でプレゼンテーション映像製作を通して出会った仲間に学ぶ姿勢と今後の生き方を見いだす職場の労働安全を管理する部署に配属、学生目線でシステムの改善を提案留学学生インタビュー英語の弱点を発見し、克服アート作品を作る中で身につけた英語力日系企業の海外進出を事業展開の現場で学ぶ海外短期研修(春季)交換留学・派遣留学海外インターンシップ 平日の午前中は、アカデミック英語の授業が毎日開かれ、私はリーディングとリスニングの教室に参加しました。 現地の会話に慣れるまでには、1週間ほどかかりました。特に自分の考えを伝えることが難しく、英語による発信力を磨くことに力を注ぎ、今ではずいぶんと克服できたと思います。 映像製作の編集担当は、私から買ってでました。黙々と作業に取り組むので、十分とは言えない英語による会話をさほど求められないと思ったのです。ところが実際は、監督と繊細な感覚を共有する英語力が求められます。編集を担当した5作品の監督と、作品が完成するまで実務の中で英語力を高めることができました。 当初は長期留学を見据えた短期海外研修を考えていましたが、海外で就業体験をすれば、英語をアウトプットする機会になり、これまでのインプット中心の英語学習とは異なる経験になるだろうと考え、海外インターンシップに参加。日本企業が海外で事業展開しているそのさまを、現場で学ぶことができました。#STUDY ABROAD#STUDY ABROAD#STUDY ABROAD135
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