東京都立大学(現首都大学東京) 大学案内2020
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総合研究推進機構産学公連携センター 研究戦略の立案を行う「研究戦略企画室」と、科研費獲得から産学連携まで一気通貫で研究支援を行う「URA室」から構成される『総合研究推進機構』が、学内の研究活動の更なる活性化と国内外での研究大学としてのプレゼンス向上を目的として2014年4月1日に設置されました。研究推進体制 学内資源を有効活用し、研究プレゼンスを高め、「世界の頂点」となり得る研究分野を構築するために、学術研究戦略・都連携研究戦略・産学連携研究戦略の企画立案や、研究推進に必要な業務を行っています。機構長のトップダウンにより研究戦略を立案し、学内外の様々な環境変化に迅速に対応しています。 研究IR、研究資金の獲得、企業や外部機関との連携の提案、契約交渉、研究プロジェクトマネジメント、研究成果の広報、社会貢献(実用化・事業化)にいたるまで、大学の研究活動をトータルに推進しています。※ URA(University Research Administrator):研究者の研究活動を支援する専門人材研究戦略企画室URA室総合研究推進機構研究企画立案管理推進研究戦略企画室URA室試験研究機関や他大学等との連携や企業が求めるニーズ情報の収集により、活発な情報交流を進めるとともに、新しい提案を行っています。関係機関との情報交流研究成果を広く社会に還元するため、知的財産の創出、取得、管理、活用というサイクルを効率的に運営するための活動を行っています。知的財産の活用企業が直面する技術的課題等について、大学の資源や研究成果を活用して、きめ細かく対応しています。また、相談内容に応じて、大学教員や関係機関などと連携し、地域産業の振興に取り組んでいます。技術相談産業の振興を図り、企業の技術、製品開発におけるブレイクスルーのため企業などとの共同研究、受託研究、寄付金及び学術相談等を積極的に推進していきます。共同研究等の推進産学公連携の推進技術革新が急速に進展している現在、中小企業等が社会の変化に円滑に対応できるよう、各種講演会やシンポジウム、展示会、イベントなどを通じ、さまざまな情報を発信しています。 産学公連携センターは、産業界や公的研究機関との連携により、学術研究の成果を広く社会に還元し、独創的な技術や製品の開発に寄与するなど、産学公の連携を通した社会貢献を目的に運営しています。研究大学としての研究力強化とプレゼンス向上を目指した研究推進体制です。産業界や公的機関とネットワークを結び、研究成果や知的財産の社会還元により都市の未来づくりに貢献します産学公連携の推進166Tokyo Metropolitan University GUIDE BOOK 2020

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