履修モデル区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、言語科目、情報科目、理系共通基礎科目保健体育科目、キャリア教育教養科目群都市・社会・環境、文化・芸術・歴史、生命・人間・健康、科学・技術・産業総合ゼミナール基盤科目群人文科学領域、社会科学領域、自然科学領域、健康科学領域専門教育科目群必修科目微分積分Ⅰ・Ⅱ演習線形代数Ⅰ・Ⅱ演習集合と論理集合と論理演習微分積分Ⅲ演習線形代数Ⅲ演習解析入門Ⅰ・Ⅱ演習位相空間論位相空間論演習代数学序論代数学序論演習幾何学序論幾何学序論演習数理科学特別研究Ⅰ・Ⅱ選択必修科目数理科学総論数理科学総論、代数学A・B・C幾何学A・B・C、解析学A・B・C応用数理概論Ⅱ・Ⅲ情報システム、情報システム演習計算の数理Ⅰ・ⅡアルゴリズムA、アルゴリズムA演習アルゴリズムB、アルゴリズムB演習数学英語代数学特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ幾何学特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ解析学特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ応用数理特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲhttp://www.se.tmu.ac.jp/mis/Pick up首都大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから首都大生のリアルボイスPick upProleProle整数の不思議な世界を学び人類が未解決の問題に挑む学生の理解を確実にする授業で自然科学や工学の基礎力を養う知的な刺激に満ちた整数の世界を満喫 整数に関する問題や、整数がつくる集合の数学的な性質を学びます。高校までの初等的な計算ではなく、整数を広く抽象的な世界の概念として捉えると、私たちが生きる3次元の世界にとどまらず4次元、5次元を扱えるなど不思議な性質や関係性が見えてきます。360年をかけて解かれた「フェルマー予想」や、いまだ世界中の数学者が証明に挑む「リーマン予想」も整数に関する問題であり、ギリシャ時代から未解決の難問も存在します。純粋に数学的な世界で整数を学ぶことで、数学ならではの理論的な美しさや学問としての奥深さを実感できるはずです。 線形代数は現代数学の基盤となる分野であり、自然科学や工学においても広く応用されます。かつては高校の数学で線形代数につながる行列を学びましたが、現在の指導要領では除外されています。そのため1年次の科目として、線形代数の入門となる行列やベクトル、連立一次方程式などにおける概念の理解やそれらで用いる解法を身につけます。 授業は、具体例を提示したり板書量を抑えたりして、学生の理解を確実にすることが目的です。これを徹底するため、授業外に理工数学相談室やマスクリニックなどを活用することも奨励しています。 整数を抽象的な概念として扱い、それ自体の性質や数学の奥深い世界を理解する道具として学びます。これまで学修してきた別分野や他の科目の知識を利用し関連性や類似性を見つけ、さらに具体例を挙げることで整数に対する理解を深めています。定理の証明も文章の理解を超えて本質に迫るなど、高校までの数学にはなかった刺激的な体験は、私の知的好奇心を喜ばせてくれるものです。理学部 数理科学科1年東京都立 調布北高等学校 出身都市教養学部 都市教養学科理工学系 数理科学コース 4年東京都立 昭和高等学校 出身馬面 海里 さん大久保 ひかり さんNOTICE将来は教師として数学を教え不思議な世界の魅力を伝えたいNOTICE1年次の必修科目を学び今後広がる数学の世界に期待高校と大学の学びの接点であり、今後の指針に 1年次に学ぶ必修科目は基礎的な内容。高校までの学習がどのように大学での学びにつながるかを理解し、どこに行き着くのかを垣間見ることができ、身につけた知識が卒業までの学びの力ともなります。数学は、目指すゴールは一つかもしれませんが、そこに辿り着くルートは数多くあるため、単純化する能力が、早くかつ正確に答えを求めるために重要であることを理解しました。演習 Pick up 数理科学特別研究(整数論)(4年次)/津村 博文 教授授業 Pick up線形代数Ⅰ(1年次)/横田 佳之 教授071理学部
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