都市環境学部Prole正確なCAD操作と第三者に伝える技術を学ぶ 構造物の設計・施工では、図面を通して設計者の意図する内容を施工者に伝える必要があります。「CAD応用演習」ではCAD操作方法の修得はもちろん、正確な図面の描き方と描くべき内容、そして自分の意図する内容を第三者に伝える能力を養います。 学生は同じ対象物を用いて、二次元作図から三次元描画システムによる作図を学びます。演習の最後には学生自身が考案した構造物のアイデアを三次元上で描画し、その成果物とアピールポイントについてTA※のアシストを受けながら発表。受講生全員から質疑応答を受けることで、伝える技術も磨きます。都市環境科学研究科 都市基盤環境学域 修士2年東京都立 武蔵野北高等学校 出身松崎 晃 さんProle都市環境科学研究科 都市基盤環境学域 修士1年静岡県立 静岡高等学校 出身池ヶ谷 康平 さんNOTICE工夫を凝らした学生の作品から、アピール手法を学びました修士課程でも使うCAD技術の基本と応用を修得 東日本大震災の経験から防災に関心が向き、現在は修士課程に進み、コンクリートの材料特性や構造特性などを研究。試験体や治具を作製するための設計図に、CADを用いています。 CADの基本を身につけたのが、この授業。最終目標とした橋の3Dモデリングでは、学生全員が工夫を凝らした素晴らしい作品を発表できました。私の作品は優秀賞に選ばれたことが思い出です。演習 Pick up 2CAD応用演習(2年次)/宇治 公隆 教授・中村 一史 准教授・大野 健太郎 助教・岸 祐介 助教上下水道の水処理手法を再現し汚水がきれいになる過程を体感実験や施設見学を通し、水環境を考える きれいな水は、都市の基盤となる生活環境を守る上で不可欠です。都市基盤環境工学の1分野である環境衛生工学は、上下水道や廃棄物を対象とする学問であり、環境衛生工学実験では上下水道で実際に行われている水処理の手法を再現します。 大学内の実験施設を使い、上下水道で用いられる凝集沈殿やろ過、活性汚泥を用いた水処理を実施し、その処理効果を確認するとともに理論的背景について学修します。汚れた水が自分たちの作業によってきれいになる過程を体感しながら、水処理の基礎について理解できることが魅力です。 水を使った実験や水に関連する施設見学などを通し、水処理のプロセスや水の特性について学びました。実験では、水の状態を察知するため五感も駆使します。また施設見学では、勤務する職員の方の話から、水資源を活用する使命感に触れました。それまで環境やインフラなど漠然とした領域に向けていた興味が具体化し、水環境分野の知識を深めていきたいと考える契機になりました。NOTICE環境への関心が具体化し、インフラ整備から社会問題を考えたい演習 Pick up 1都市基盤環境工学実験Ⅱ(環境衛生工学実験)(3年次)/酒井 宏治 准教授※TA…ティーチング・アシスタント履修モデル区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、言語科目、情報科目、理系共通基礎科目保健体育科目、キャリア教育教養科目群都市・社会・環境、文化・芸術・歴史、生命・人間・健康、科学・技術・産業総合ゼミナール基盤科目群人文科学領域、社会科学領域、自然科学領域、健康科学領域専門教育科目群構造力学図学及び図学演習応用力学土質力学土木材料学水理学測量学土木計画学都市基盤環境情報処理実習Ⅰ土質・材料演習構造・応用力学演習水理学演習土木計画学演習社会基盤計画設計論環境保全工学土木構造学CAD応用演習(集中)Technology of Urban Infrastructure都市基盤環境工学実験Ⅰ・Ⅱ数値解析・情報処理基礎都市防災工学概論都市基盤環境情報処理実習Ⅱ測量学実習(集中)インターンシップ(集中)社会基盤計画デザイン実習鉄筋コンクリート設計製図鋼構造設計製図、上下水道工学水循環工学、海岸海洋工学地球環境衛生工学、水圏環境工学環境資源循環工学、コンクリート工学地震工学、コンクリート構造学構造振動・耐震設計学、地盤工学トンネル・地下空間工学、橋梁工学社会基盤計画、社会基盤管理交通システム工学インフラネットワーク工学、土木地質学建設マネジメント、土木環境法規海外インターンシップ、都市基盤環境FBLゼミナールⅠ・Ⅱ特別研究Ⅰ・Ⅱ水環境システム設計Pick upPick uphttp://www.ues.tmu.ac.jp/civil/首都大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから首都大生のリアルボイス085
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