東京都立大学(旧首都大学東京) 大学案内 2022
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健康福祉学部履修モデルhttps://www.hs.tmu.ac.jp/faculty/sagyo.html★教養・基盤科目群のうち必修科目 ☆教養・基盤科目群のうち推奨科目 △選択科目のうち推奨科目 ※卒業研究を履修しない場合は、*印の選択科目から4科目を選択都立大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから都立大生のリアルボイスProfile学生同士が互いに模擬患者となり正しい評価を実践できるようにする対象者のありのままを理解する評価を学ぶ 作業療法を実施するのに基本となる評価の知識を学修するとともに、実際の方法について学生同士で実習します。教員からモデルは示しますが、学生自らが十分に考えたり調べたり、体を動かしてみることが重要です。評価を模擬患者に対して適切に実施し、評価結果から患者の状態を正しく把握、サマリーにまとめます。知識ばかりでなく、「実際にできる」ことが求められる科目です。そして臨地実習に行くための一つのハードルとなっている科目でもあります。それゆえ、ここで身に付けた実力は、作業療法士として社会に出ても役に立つことばかりです。 作業療法では、対象者がどのような人で、どんな援助を望んでいるかを見極める「評価」が重要かつ不可欠です。本授業では、作業療法における評価の基礎を理解した上で、学生同士が互いに模擬患者となって評価し合う実習を行います。評価は人に対して行うものなので、先生から繰り返し、患者さんを大切に扱うよう指導を受けました。こうした相手を思いやる姿勢は医療に限らず社会で役立つ力だと理解しました。健康福祉学部 作業療法学科 3年青森県立 青森高等学校 出身成田 和樹 さんNOTICE学んだことを活かして相手を大切にできる人になりたい授業 Pick up 1作業療法評価学(2年次)/小林 隆司 教授Profileこころと身体を動かし体験、人と人との交流を実感的に理解 コミュニケーションは、作業療法により対象者の仕事や遊び、日常活動の改善を支援する上で重要です。授業では講義をはじめグループワークやロールプレイ、4年生を学生アシスタントに迎えた演習、作業活動などを通して、良好な人間関係を構築するためのコミュニケーションについて理解を深めます。その技能の向上とともに、将来的に作業療法士として必要な対人支援の技能獲得を目指します。知識を得ることに加え、こころと身体を動かして体験することの両方をバランス良く学ぶことで、広くコミュニケーションについて実感を伴って理解できます。健康福祉学部 作業療法学科 3年東京都立 両国高等学校 出身森 胡桃 さんNOTICE自身の長所・短所を理解し患者さんを正しく支援したい学んですぐに生かせた良好な対人関係の構築法 この授業では、様々なシチュエーションでのロールプレイを経験したり、実際に臨床で使う評価尺度を学ぶこともでき、将来に直結する内容でした。この授業で患者さんと信頼関係を築く技術を学ぶまでは、コミュニケーションは才能と考えていました。しかし、良好なコミュニケーションを取るにはコツがあり、練習次第で上達するのだということが分かりました。社会に出るのを待つまでもなく、その技術を学生生活の中で活かしています。授業 Pick up 2コミュニケーション論(1年次)/谷村 厚子 准教授区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、情報リテラシー実践Ⅰ、実践英語Ⅰ a,b,c,d教養科目群教養科目群・基盤科目群・キャリア教育科目(基礎科目群)から14単位以上修得★医療統計学、★人間発達学、★リハビリテーション概論、★保健医療概論☆移動の人間工学、☆教育学その他の科目総合ゼミナール基盤科目群Pick upPick up【22単位】必要単位【106単位】必要単位専門教育科目群必修科目解剖学Ⅰ、解剖学演習、生理学Ⅰ、生理学演習薬理学概論、運動学、精神医学Ⅰ作業療法学概論、作業療法学概論演習基礎作業学、作業遂行学コミュニケーション論保健医療臨床心理学日常生活活動学医療英語 a・b、解剖学Ⅱ、解剖学実習生理学実習、病態学Ⅰ、内科学神経内科学Ⅰ、整形外科学Ⅰ、精神医学Ⅱ小児科学、救急医学、基礎作業学実習作業療法総合評価学作業療法総合演習Ⅰ作業運動学実習、身体領域の作業療法学認知機能作業療法学、精神領域の作業療法学発達領域の作業療法学、高齢領域の作業療法学日常生活活動学実習、義肢装具学作業療法初期臨地実習脳神経外科学、画像診断学、老年医学作業療法リーズニング、作業療法総合演習Ⅱ身体領域の作業療法学実習認知機能作業療法学演習内部障害作業療法学精神領域の作業療法学演習発達領域の作業療法学演習高齢領域の作業療法学演習生活支援機器学演習、義肢装具学実習作業療法プロセス臨地実習作業療法総合臨地実習、作業療法学研究法住環境整備学 地域作業療法学実習 地域作業療法学 就労支援技術論演習 作業療法理論と実践 作業療法管理学選択科目(専門教育)IPE海外短期研修*多職種連携Ⅰ*IPE海外短期研修*△卒業研究、作業療法支援機器研究*メンタルヘルス作業療法*カウンセリング論※、障がい者とスポーツ論*作業療法事例研究*△作業療法教育論*、多職種連携Ⅱ*多職種連携Ⅲ*、IPE海外短期研修*選択科目(専門基礎)感染・免疫学△生化学生活支援環境学関係法規病態学Ⅱ、外科学、神経内科学Ⅱ整形外科学Ⅱ、公衆衛生学リハビリテーション医学言語聴覚治療学概論、健康管理論 精神保健学社会心理学△教育心理学△障害児教育論生理学Ⅱ、臨床心理学演習、保健医療社会学、国際保健医療比較論災害保健科学概論、ケア・マネジメント論リハビリテーション工学△住環境整備学実習Pick upPick up【106単位】必要単位※卒業に必要な単位数:128単位*2021年度より「作業療法総合評価学」へ移行※学生の所属・年次等は2020年度時、内容は履修時のものです。109

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