東京都立大学(旧首都大学東京) 大学案内 2022
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副専攻取得できる教員免許履修の流れ主専攻との相互補完で視野が広がる、もう一つの専門コースです地域づくりの現場や観光産業での活躍を目指す学生のためのコースです。人間の健康を総合的に学びます。入学段階から国際社会で活躍する意欲が高い学生を募集し、高度な専門知識を持つグローバルリーダーを養成する、海外留学が必修となるコースです。(対象:人文社会学部、経済経営学部、都市環境学部、システムデザイン学部(情報科学科))学際的視野を身に付けることを目的としたもう一つの専門コースです。在籍学部に制限を設けず、全学生が主専攻とは異なる特定分野の専門科目を履修可能。卒業時には、副専攻コース修了証書が授与されます。 「観光マネジメント・インターンシップ」は、3年生の夏季を対象とした実習型講義で、観光に関わる企業や組織で2週間程度の就業体験を行います。併せて受講する「観光ビジネス・ゼミナール」で観光産業のビジネスモデルや派遣企業について事前研究を行います。プログラムの一つに日本経済団体連合会が主催する「経団連インターンシップ」があり、日本の代表的な観光関連企業での就業体験を行い、厳粛な雰囲気の中で最終発表を行います。 人間健康科学副専攻コースは、全学部生を対象に、人間健康科学研究科ヘルスプロモーションサイエンス学域の教員が授業を担当します。健康科学及び健康増進科学を運動、適応、栄養、認知、行動等の多面にわたり、学び、研究することを目的としており、これらを統合した学際的かつ実践的な教育・研究プログラムを提供しています。このプログラムを通じて、高齢化社会あるいは大都市における健康の維持・増進に関する問題を時局に応じて理解し、その解決方法を創造し実践できる人材の育成を目指します。将来、健康関連分野、人間工学、社会福祉、リハビリテーションなど人間に関わる諸分野で活躍しようとする学生、本学大学院人間健康科学研究科や他大学の人間科学・健康科学分野の大学院への進学を希望する学生には、本コースの履修を推奨します。 教職課程は、卒業後に教員を志望する学生が「教育職員免許状」(教員免許状)を取得するための課程です。各学科の卒業単位とは別に、所定の単位を並行して修得し教育実習等を修了すると、右表に示す教員免許を取得できます。 教職課程センターでは、教職についてのさまざまな情報を集約し、あわせて教員を目指す学生の相談に対応するとともに、教員採用試験の対策として、小論文や面接の指導、模擬授業や集団討論などの練習を行います。 「学芸員」は、博物館や美術館、資料館等の施設で資料の収集、保管、展示及び調査研究等を行う博物館法に定められた専門的職員です。本学では所属学部を問わず、必要な科目の単位を修得し、卒業することで、「学芸員」の資格を取得することができます。学生は、卒業するまでに必修科目(10科目)、選択必修科目(2科目以上)、選択科目(実習科目)を計画的に履修する中で、学芸員に必要な基礎・実践的な知識を身に付けていきます。また、これらの科目は学内の展示・実習施設などを活用して開講され、先端の研究成果を交えた内容を展開していきます。観光マネジメント副専攻コース人間健康科学副専攻コース教育職員免許状取得のための課程学芸員資格取得のための課程国際副専攻コース(グローバル人材育成入試)区分1・2年次3 ・4年次全学共通科目教養科目群観光科学概論、ツーリズム産業論専門教育科目群観光科学科専門科目群行動・経営科学概論、ホスピタリティ産業の経営戦略論※、観光経済学※、旅行者行動の心理学、観光マーケティング科学※、地域計画・マネジメント概論、国土・インフラ計画と観光、観光まちづくり論、自然環境マネジメント概論Ⅰ、自然環境マネジメント概論Ⅱ、生物資源学、観光地理学、観光地誌学観光産業の実際、ホスピタリティ産業の財務管理論※、サービスマネジメント※、観光地域史、生態環境学観光マネジメント副専攻コース専門科目群観光関連法規概説、観光ビジネス・ゼミナール、観光マネジメント・インターンシップ、宿泊産業・ゼミナール、宿泊旅行サービス研究1年次2年次3年次4年次履修する科目必修科目博物館実習博物館実習Ⅰ(学内実習)※履修者数の制限及び履修条件あり博物館実習Ⅱ(学外実習)その他の必修科目選択必修科目選択科目(実習科目)ガイダンス・手続き等(4月)受講に関するガイダンス(12月)博物館実習Ⅱ 予備申請ガイダンス(1月)博物館実習Ⅱ 予備申請 受付(4月)博物館実習Ⅱの履修申請(本申請)及び本申請ガイダンス(実習前後)事前事後指導 (実習後)博物館実習録等の提出(3月)「資格単位修得証明書」の交付学びたい内容関連する専門教育科目こころの不思議について学びたい認知行動学、スポーツ心理学、行動神経科学、発達の心理と健康、脳機能生理学 ほか生理生化学の応用の可能性を学びたい健康科学と生命工学、環境生理生化学、運動生理学、運動と栄養、行動神経科学、応用神経科学、先端健康医科学、運動分子生物学、代謝栄養学演習 ほかスポーツについて学びたい認知行動学、スポーツ心理学、運動生理学、運動と栄養、スポーツ機能解剖学、運動処方論 ほか健康を運動と栄養の両側面から学びたい環境生理生化学、健康増進論、運動と栄養、先端健康医科学、代謝栄養学演習 ほか※効果的な学習のため、事前履修推奨科目を設定しています。(あくまで例であり、興味関心に合わせて自由に科目を選択することができます。)教職課程を有する学部学科中学校教諭一種免許状高等学校教諭一種免許状人文社会学部 人間社会学科国語・社会国語・公民人文社会学部 人文学科国語・社会・英語・中国語国語・地歴・公民・英語・中国語理学部 数理科学科数学数学理学部 物理学科・化学科・生命科学科理科理科都市環境学部 地理環境学科社会・理科地歴・理科システムデザイン学部 情報科学科―情報※上記の学部・学科に所属しない学生は、本学で教育実習、介護等体験を行うことができないため、本学の教職課程の履修のみで教員免許状を取得することはできません。教職課程・学芸員養成課程詳細はp118033特集2/教育のシステム

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