東京都立大学(旧首都大学東京) 大学案内 2022
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都立大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから履修モデル区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、言語科目、情報科目、理系共通基礎科目保健体育科目、キャリア教育科目教養科目群都市・社会・環境、文化・芸術・歴史、生命・人間・健康、科学・技術・産業推奨科目:日本国憲法総合ゼミナール基盤科目群人文科学領域、社会科学領域、自然科学領域、健康科学領域推奨科目:法学入門、民事法入門、刑事法入門、現代政治入門、政治理論入門専門教育科目群憲法一部民法一部刑法一部政治学憲法二部民法二部商法一部刑法二部行政法一部国際法民法三部民事訴訟法一部商法二部刑事訴訟法行政法二部労働法法社会学経済法知的財産法行政学法律学政治学演習民法四部民事訴訟法二部法哲学法制史刑事学情報法消費者法法律学政治学演習Pick up都立大生のリアルボイスhttp://www.law.tmu.ac.jpProfileProfile国際法を用いた模擬裁判により主体的な問題解決能力を養う民事判例の分析を通して、法律を解釈し適用するための判断力を養う国際裁判所の判例を、模擬裁判で検証 このゼミでは国際社会で生じるさまざまな問題を、国際法を通して考えます。ゼミの展開は①国際裁判所の判例研究、②模擬裁判、③学生個々の関心を追究する個別研究の三部構成とし、まずは現実に起きた国際問題が国際法によってどのように解決されたかや、解決に際しての課題を理解します。その後、判例研究で得た知見を模擬裁判の中で活用し、紛争事例の解決を試み、最後に自身が関心を持ったテーマを掘り下げます。学生はこうした一連の学びを通して、法律という道具を適正に用いて現実社会の問題を主体的に解決する能力を養います。 法律学においては、法律の条文だけではなく、裁判所が下した判断(判例)が非常に重要な意味を持っています。判例によって示されるルールは法律の条文とは質的に異なるものです。その判例が別の事件に適用できるのか否かを見極めることが大事であり、それには具体的な事実をきちんと見たうえで抽象的な法律論の検討を行う必要があります。同時に、判例に現れた紛争の分析を入り口に、銀行や商社、メーカーなど企業活動にも眼を開いてくれたらとも考えています。 英語で書かれた国際法に関する論文を読み解き、国際問題を解釈しています。併せて、国際裁判所の判例を模擬裁判で検証。「国家に対する自衛権の行使」をテーマに、武力行使やテロリズムに関する国際法を実践的に理解しました。複雑な構造を持つ国際問題の解決を図る国際法は多様に解釈されます。このゼミで学び、一つの問題に多数の観点からアプローチする考え方が身につきました。都市教養学部 都市教養学科法学系 法律学コース 4年神奈川県立 川和高等学校 出身都市教養学部 都市教養学科法学系 政治学コース 2019年度卒業生神奈川県 私立桐光学園高等学校 出身髙橋 舞帆 さん菅 優毅 さんNOTICE価値観の多様性を理解する国際的な人間になりたいNOTICE学ぶ目的が「自分のため」から「社会や人の役に立つため」に背景や文脈を正しく理解し、判例を読み解く ゼミでは、判決文全体の構造を理解した上で、なぜそのような説明をしているのかということを考察しながら判例研究をしました。仲間と一緒に疑問点をぶつけあいながら議論していくので、毎回新しい発見を得ることができます。こうした活動を通して、日常生活でも、言葉の表層的な意味や先入観にとらわれず、文脈を考えながら相手の言うことを理解しようと心掛けるようになりました。演習 Pick up 1法律学政治学演習(国際法)(3・4年次)/新倉 圭一郎 准教授演習 Pick up 2法律学政治学演習(民法)(3・4年次)/作内 良平 准教授Pick up※卒業に必要な最低単位数:124単位※法曹養成プログラムは異なる履修モデルとなります※学生の所属・年次等は2020年度時、内容は履修時のものです。053法学部

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