東京都立大学(旧首都大学東京) 大学案内 2022
71/164

履修モデルhttp://www.se.tmu.ac.jp/chem/Japanese/index.html区分1年次2年次3年次4年次基礎科目群基礎ゼミナール、言語科目、情報科目、理系共通基礎科目保健体育科目、キャリア教育科目教養科目群都市・社会・環境、文化・芸術・歴史、生命・人間・健康、科学・技術・産業総合ゼミナール基盤科目群人文科学領域、社会科学領域、自然科学領域、健康科学領域専門教育科目群理系基礎科目必修科目化学概説Ⅰ・Ⅱ、化学実験必修科目無機化学総論、分析化学Ⅰ化学安全教育化学専門実験Ⅰ・Ⅱ化学特別研究Ⅰ・Ⅱ、化学セミナー選択必修科目物理化学系量子化学Ⅰ・Ⅱ構造物理化学化学熱力学Ⅰ化学熱力学Ⅱ・Ⅲ物性化学Ⅰ・Ⅱ、反応物理化学理論化学概論、物理化学演習有機・生物化学系有機化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ生体物質化学Ⅰ・Ⅱ有機及生物化学演習、有機構造解析反応有機化学合成有機化学生物化学Ⅰ・Ⅱ無機・分析化学系無機化学各論Ⅰ無機化学各論Ⅱ無機分析化学演習分析化学Ⅱ、錯体化学放射化学、化学基礎測定Ⅰ・Ⅱ、地球環境化学、無機固体化学選択科目物理化学初等演習Ⅰ・Ⅱ、インターンシップ化学英語、化学コロキウムⅠ、インターンシップ化学コロキウムⅡ、インターンシップインターンシップPick upPick up都立大生のインタビューは、ホームページにも掲載しています。アクセスはコチラから都立大生のリアルボイスProfile化学実験の正しい準備や進め方器具・装置の操作を体験的に修得研究のテーマ設定から英文の論文を発表するまでを体験自分の手による実験を通して知識を確実にする 既存の化合物を、教科書にある通り自らの手で合成することや、抽出・蒸留などの基本的な実験操作を理解します。また、合成した化合物が正しい性質を備えているかを検証するための測定装置の使い方や、解析方法を身に付けることを目的とした科目です。1年間で7つのテーマに取り組み、そのうち5つが化合物の合成です。 授業で学んだことが実験や研究に重要であることを体験的に理解するため、学生は1人又は2人1組で全工程に取り組みます。また教員2名に加え、2~3名の修士1年生が実験指導に当たるため、卒業研究を行う研究室について聞く機会にもなります。 本研究室では、ソフトマターを対象として物質科学と生命科学をつなぐための基礎研究を行っています。ソフトマターとは、高分子、液晶、生体物質など柔らかい物質の総称です。食品や化粧品などに使われ、生物もソフトマターです。このように身近なソフトマターについて、「化学特別研究Ⅰ・Ⅱ」では、学生は個々に研究テーマに取り組み、その成果を発表。「化学セミナー」では英文の論文を読み議論します。 こうして研究テーマの設定から英文の研究論文を発表するまで、研究の一通りを研究室に所属しながら体験し、自律的な問題解決能力を養います。 約3時間ほどの有機化学の実験に、週4回取り組みます。毎回1・2年次に学んだ知識を実験により再現し、正しく再現できていることを検証します。調整した試薬を混ぜ反応を進めるという、高校時代に想像していた化学実験を楽しみつつ、予習の大切さを学びました。実験の手順、器具の使い方や検証法など、次年度に取り組む卒業研究に生かせる技術を身に付けることができました。都市教養学部 都市教養学科理工学系 化学コース 4年青森県立 弘前高等学校 出身野宮 海音 さんNOTICE化学の面白さを伝えられる研究者になりたいNOTICE副専攻で学んだ健康分野での経験を今の研究に生かしたい研究を通して、社会に出てからの生き方を学ぶ ソフトマターをテーマに研究の進め方を修得しつつ、研究に取り組む姿勢や、問題を解決するための数学的・物理的手法などを学んでいます。また、先生との対話の中で、目の前の課題に全力で取り組むことの大切さを教わりました。 このように研究室は、化学における専門的な研究を通して社会に出てから求められる問題解決に必要な能力を身に付けるとともに、今後の人生の歩み方についても学べる場所です。演習 Pick up 1化学専門実験Ⅱ(有機化学)(3年次)/平林 一徳 助教・池谷 鉄兵 助教演習 Pick up 2化学特別研究Ⅰ・Ⅱ、化学セミナー(4年次)/好村 滋行 准教授Profile都市教養学部 都市教養学科理工学系 化学コース 2019年度卒業生神奈川県立 厚木高等学校 出身笹田 智暉 さん※卒業に必要な最低単位数:124単位※学生の所属・年次等は2020年度時、内容は履修時のものです。069理学部

元のページ  ../index.html#71

このブックを見る