東京都立大学 2023 人文社会学部・人文科学研究科
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ドイツ語圏文化論/ドイツ文学TOKYOMETROPOLTANUN I IIVERSTY033Prof. SONODA, Midoriドイツ文学、特に20世紀以降の現代ドイツ文学を研究。Associate Prof. SCHLÖNDORFF, Leopold19世紀以降のドイツ文学、特に黙示的文学、自伝およびオートフィクション、文学産業および文芸欄を研究対象とする。ドイツ文化は、ドイツ、オーストリア、スイスなどに共通して使用されるドイツ語を介して、それらの地域に独特の色彩を育み、中世・近代以来、音楽、文学、思想を始めとしてあらゆる分野で個性的な担い手を輩出してきました。近代化に乗り遅れた後進国性という、日本と共通する問題を抱える一方、大戦後の経済復興、東西ドイツの分裂、再統一といった政治・社会的な激変から様々な影響を受けたドイツ文化は、その魅力と刺激をいっそう私たちに与えて止みません。ドイツ文学教室では、ドイツ文化についての広範な教育・研究を目指しています。中世から現代にいたるまでのドイツ、オーストリア、スイスなどを対象とする文学研究、ドイツ語の歴史的研究、文化批評・メディア論も含む思想研究、美術史・音楽・身体芸術などの芸術文化研究という4つの領域を核としながら、領域横断的な文化研究に積極的に取り組んでいます。ドイツ語およびドイツ文化の深い理解と高度な知識に支えられた批判的な視野を養うことを目標として、学生の自主性と創造性を重んじ、きめ細かな教育・指導を心がけています。ドイツ語で書かれたもの、話されるものすべてを自分の研究テーマとして扱うことができます。自由に色々と学びたい意欲的な学生を歓迎します。ウィーン大学との交換留学制度および夏期ドイツ語研修制度があり、ネイティブスピーカーによる講義や会話の授業もあって(会話の授業は学部のみ)、ドイツ語の実際的な運用能力を高めることにも力を注いでいます。授業の大半は少人数のゼミ形式で行われますので、アットホームな雰囲気で、ドイツ語やドイツ語圏の文化を学ぶことができます。○所属教員Associate Prof. FUKUOKA, Asakoエルフリーデ・イェリネクを中心としたオーストリア現代文学、災厄と文学、フェミニズム文学を研究対象とする。Associate Prof. KIM, Jisung冷戦期のドイツ語圏文学における「詩学」の研究、および現代文芸の翻訳・批評Assistant Prof. INUKAI, Ayano現代ドイツ文学、翻訳論園田 みどり [教授]レオポルト・シュレンドルフ [准教授]ドイツ語から世界を見てみよう!福岡 麻子 [准教授]金 志成 [准教授]人文学科犬飼 彩乃 [助教]文化関係論専攻ドイツ語圏文化論/ドイツ文学

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