東京都立大学 2023年度 経済経営学部
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留学をしたら?2018年度交換留学生 小湊 洸之 さん留学先:マッコーリー大学 (オーストラリア)将来は世界との架け橋に!経営学コース オウブン さん出身国:中国「学生時代何に取り組めばいいですか?」と、後輩に尋ねられたら、私はこう答えます。特にこの2つの人にお勧めしたいと思います。①将来やることが見つからない人留学というのはあなたの価値観形成に大きな影響を与えると思います。色々な刺激を受け、これまで持っていた固定概念が崩れ、あなたの視野が広がるはずです。必ずしも、将来やりたいことが見つかるとは言えませんが、少なくとも私は、自分の将来の夢を形成する大きな要因になりました。②英語を使いたい人私が留学したオーストラリアの「マッコーリー大学」では1/3が留学生というとてもインターナショナルな環境でした。他の国から来た留学生は、みなが英語を流暢にしゃべっていて、「英語を使って」勉強をしています。大学の交換留学というのは、英語を使えるものにする良い機会です。経営学を目指されるあなたも、英語は話せて当たり前にし、その上でビジネスに関する専門知識を学んでみたいと思いませんか?私費外国人留学生として東京都立大学に入学しました。私は中国で住んでいた町では日系企業が多くあり、普段の生活で日本文化に触れ合う機会が多かったです。それで日本文化の魅力を感じ、日本で留学することを決意しました。高校卒業後に来日し、日本語学校を通いながら大学入試の勉強をしていました。東京都立大学に決めたのは、オープンキャンパスで感じた雰囲気やチューター制度、日本語アカデミックライティングなど留学生に対するあらゆるサポート制度が充実しているからです。将来起業しようという思いを抱え、経営に関する知識を身に付けたく、経営学系(現経済経営学部)を選びました。現在では経営学コースに所属しており、社会経済、企業、ビジネスについて幅広い知識を学んでいます。学業以外は国際交流サークルHANDsや中国人留学生学友会の幹部を務めました。そこで様々なバックグランドを持つ方々と出会い、交流した経験を活用して、将来は日本と中国に限らず、日本と世界を繋ぐ架け橋になりたいと考えています。大学卒業後は日本で暮らし続けたいと考え、現在はコンサルティングファームを中心に就職活動をしています。実際の企業をクライアントとし、大学で学んだ知識を活かし、経営管理やビジネスで企業が抱えている諸問題を解決することで、広い視野と洞察力、多角的な視点を身につけ、将来ビジネスの世界で活躍していきたいと考えています。本学は、協定校への留学、海外短期研修、海外インターンシップ、留学英語講座、グローバルな視点を養う講演会等、留学や国際理解に関するさまざまなプログラムを用意しています。協定校への留学は、本学と学生交換協定を結んでいる海外の大学に1年以内で留学できる制度で、交換留学と派遣留学があります。交換留学は本学に授業料を支払うことで留学先の授業料が免除されますが、派遣留学は留学先の授業料を負担する必要があります。ただ、いずれも休学せずに留学できますし、宿舎の斡旋や留学中のサポートが受けられます。海外短期研修は、夏季休暇や春季休暇を利用し、海外の研修先で語学研修を受ける制度です。外国語による実践的なコミュニケーション能力を磨き、グローバル社会への適用力を養うことを目的とします。海外インターンシップは、夏季休暇や春季休暇を利用し、海外における体験型インターンシップを実施する制度です。海外での就労体験を通して、外国語によるコミュニケーションを磨くとともに、その国の文化、社会、経済の理解を深め、国際的視野を広げることを目指します。派遣期間は2~3週間を予定しています。協定校一覧(一部)レスター大学、キール大学、ノーサンブリア大学、ローマ大学トルヴェルガータ大学、ウィーン大学、ロッテルダム応用科学大学、リール大学、レンヌ第2大学、カイザースラウテルン応用科学大学、ウメオ大学、ヴロツワフ大学、シャウレイ大学、トムスク国立大学(以上、欧州)、エディス・コーワン大学、マッコーリー大学、ニューカッスル大学(以上、オセアニア)、ウィスコンシン大学グリーンベイ校、ニューヨーク州立大学オニオンタ校、マーレイ州立大学、セント・メアリーズ大学、レジャイナ大学(以上、北米)、ソウル市立大学校、仁川大学校、チュラロンコン大学、タマサート大学、国立台湾師範大学、国立東華大学、国立清華大学、首都師範大学、華南理工大学、マラヤ大学、マレーシア国民大学(以上、アジア)国際交流・留学プログラム8本学からの留学生本学への留学生

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