東京都立大学 2023年度 経済経営学部
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アカデミック・アドバイザーによるサポート体制4年次3年次2年次1年次事前学習成果報告書の執筆4月(第1回)6月(第2・3回)【第1回】プログラムの目的、事前調査方法【第2回】事前調査結果のグループワーク【第3回】社会人マナー、成果報告書の執筆方法経営学コース 宮田 海斗 さん「英語は苦手、でも留学したい」「今までにない出会いと刺激がほしい」そんな方にこそグローバル人材育成入試(国際副専攻)は非常におすすめです。そして、これは私の入学当初の思いでした。事実、英語能力が壊滅的な私とは対照的に、英語を武器に様々な経験を持つ生徒がこの国際副専攻に所属しています。所属生徒は少数にも関わらず、育った国や価値観が一人一人異なるため、毎日必ず新しい発見や知識を吸収することができます。英語が苦手な私も、周りの生徒からたくさんの刺激を受け成⻑した結果、第一希望のボストン大学(アメリカ)への留学を果たすことができました。もちろん、一般受験で都立大に入学した後、留学を目指すことは可能です。しかし、大きく異なる点は国際副専攻を通じて英語による専門知識の学習や、留学準備を着実に進めることができることです。留学前後で広める見聞と豊富な経験により、留学期間中の学習や日常生活をより濃密にすることができるプログラムです。留学を目標に頑張っている皆さん、「目標」ではなく「通過点」として有意義に過ごすために、このコースをぜひ活用してください。大学院へ進学本学学士課程(主専攻)後期前期後期前期後期前期後期前期専門教育科目群(海外取得単位の認定もあり)1年間の留学海外大学での科目等を履修・単位取得Foundation SeminarAcademic EnglishAcademic WritingGlobalization and Japan専門教育科目群基盤科目群教養科目群基礎科目群グローバル社会で活躍国際副専攻Advanced SeminarSpecial Discussion SeminarAdvanced Academic WritingInternship本学では、2015年度入試から、国際社会で活躍する意欲あるものを募集する「グローバル人材育成入試(AO入試)」を実施。国際社会の第一線でリーダーシップを発揮して活躍できるグローバルリーダーの育成に取り組んでいます。グローバル人材育成入試で入学する学生は、主専攻の科目と並行して、海外留学が必修の新カリキュラム「国際副専攻」の科目を履修します。主専攻の専門知識やスキルを身につけるとともに、確かな語学力やコミュニケーション力を養い、多様な文化に適用可能な実行力を身につけます。さらに、必修である海外留学を通して、多様な文化や価値観に触れ、より広くグローバルな視野を獲得します。本学では、キャリア教育の体験型科目として、大学生活の早い時期に履修できる現場体験型インターンシップを実施しています。前期授業期間に事前学習(全3回)を行い、実習先の事前調査やグループワークに取り組んだうえで、夏季休業期間に5~10日間の現場実習を行います。学生がインターンシップに参加することで、大都市の抱えるさまざまな課題や自分自身の課題について認識を深め、これらの課題に主体的に取り組む能力や社会人として必要な基礎的コミュニケーション能力などを自ら要請することを目指します。東京都庁やその関係団体、都内の区や市、企業などバラエティに富んだ実習先の充実度は本学ならではのものです。現場実習8~9月大都市東京での現場実習(東京都、東京都の関係団体、特別区、市、企業・その他法人)8~9月成果報告書の執筆・提出実習先での体験を振り返ることで、「大学生活の充実とキャリア形成」に繋げます。国際副専攻の標準的な履修モデル(2年次後期~3年次前期に留学する場合)Student InterviewStudent Interview 経営学コース 石橋 若菜 さん自分がどんな職業に向いているのか知りたくて1年次に現場体験型インターンシップに参加しました。実習先は税理士事務所でした。税理士事務所というと静かで重苦しい雰囲気を想像していましたが、私の実習先は毎朝朝礼で少数のグループを作り1日の目標を発表したり、職場内の方の良いところを発表するなど、とても明るいところでした。実習期間中は記帳代行の体験をしました。学生2、3人に職員の方が1人ついてアドバイスをくださり、記帳代行の大変さとやりがいを感じることができました。このような体験が1年生のうちにできたことで、自分の将来について考える手がかりが少し掴めたように思います。このインターンシップは他大学の方と一緒になることもあるので、情報を交換したり、会話の中で刺激をもらったりすることもありました。とてもいい経験ができたと思っています。国際副専攻インターンシップ9

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