東京都立大学 健康福祉学部 2023
13/24

▶ 4年間の流れ1年次幅広い教養と基礎知識を他学科と一緒に学びます基礎・教養・基盤科目の他に基礎的な専門教育科目を学び、多職種連携学習を開始します。4年次海外研修、卒業研究、実習などの機会を活かして学び、 課題解決力を培います計22週間の臨地実習を終え、国家試験や卒業研究などに取り組みます。3年次臨地実習を通して、身につけた知識と技術の融合を目指します学外の実習施設で行われる臨地実習で、作業療法過程と多職種連携を学びます。2年次作業療法過程の基礎を学びます基礎的な専門教育科目と作業療法評価・計画・実施の過程の基礎を学内と学外で学びます。▶ 授業紹介▶ PickUp授業教員が担当した患者記録をもとに、最適な生活支援方法を検討している様子。2・3年次2年次4年次現場で働く作業療法士と協力し、口頭試問と実技試験を行います2年生と3年生が一緒に作業療法の臨床過程を通じて、基礎医学の知識、生活行為の知識、社会環境の知識の統合を図ります。あらゆる「生活行為」を分析し、知識や技術を身につけます化粧、手工芸といったあらゆる「生活行為」を分析し、最適な支援ができるための知識や技術を身につけ、人々の生活行為を支援します。石橋 裕 准教授住環境整備の基礎知識の修得を目指します作業療法士の実務において、担当患者や障がい者の生活環境を指導する場合に求められる、住宅改造(住宅改修)と福祉用具活用の支援技術を学びます。12作業療法総合演習伊藤 祐子 教授、井上 薫 准教授人々が生活行為を満足に行えるようになるための⼿法を身につけるこの授業では、障がいのある対象者にとって意味のある(大切な)作業を満足に行えるようになるための作業療法を学びます。世界の作業療法士は、「people are healthiest when satisfactorily engaged in the meaningful activities of everyday life」を信念にしています。この実習を通して、生活を構成する作業(=日常生活)の工程に分けて分析し、人々の作業の様子を観察評価することができるようになります。そして、上手く作業ができない部分に対して、作業療法の支援を検討し、学生同士で実習を行います。学生が考えた支援をクラスで演技・プレゼンテーションし、メリットとデメリットをディスカッションして学んでいく、とても面白い授業です。住環境整備学橋本 美芽 准教授基礎作業学実習日常生活活動学実習ボンジェ・ペイター 教授CURRICULUMカリキュラム

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る