東京都立大学 健康福祉学部 2023
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▶ 4年間の流れ1年次医療人である前に人として教養を深める大切な1年南大沢キャンパスで多彩な学問に触れ、看護を学ぶ基礎を作ります。4年次4年間の総まとめを行い医療人としてのスタートラインを目指す総合臨地看護学実習、卒業研究を通して、自ら考え実践する力を養います。保健学専攻生は、加えて公衆衛生学の講義と実習を行います。3年次これまでの学びをもとに臨床の場で実践を通してさらなる学習を対象者はもちろん、家族や多職種など多くの関係の中で実践的に学びます。2年次看護の専門的な知識・技術に関する学習が本格的にスタート荒川キャンパスでさまざまな対象に対する看護の講義・演習を行います。▶ 授業紹介▶ PickUp授業3年次成長発達看護学演習(小児)4年次4年次子どもと家族の未来のために、小児看護の礎を築く子どもと家族を大切に思い、確かな知識と技術を持って看護できることを目指し、医師、保育士、時には子どもと母親を先生にお迎えし、授業を行います。「生きることに寄り添い支える」看護の原点を学ぶ看護は対象者の人権や尊厳、個々の価値観に根差したケアを提供するだけに悩み葛藤を抱えます。看護倫理はケアを方向づけ、力を与えてくれる学問です。そのとき、わたしにできること、あなたにできること災害看護は、全ての人を対象としています。災害が起こった直後から支援できる看護の基礎知識、地区の災害対策を知り、今、私たちができることにトライします。織井 優貴子 教授、増谷 順子 准教授※2021年度のカリキュラムを掲載しているため、科目名等が変更になる可能性があります。種吉 啓子 准教授4災害看護学看護倫理学習田 明裕 教授基礎的な知識の習得と看護実践能力の向上のための学習環境看護基礎援助学Ⅰ~Ⅶでは、看護の基本的機能として「環境調整」「コミュニケーション」「安全・安楽」「ボディメカニクス」「倫理的配慮」の5つの柱を軸に、看護の対象となる人が持つ固有の習慣や価値を大切にしながら、その人が「その人らしく」生きていくための日常生活の援助や、治療が苦痛なく安全に提供できるための診療技術を学んでいます。これらの基本となるのが看護の知識・技術・態度の能動的な学びです。科学的根拠に基づいた看護の基礎的な知識を身に付けるだけでなく、学生が主体的に自らの経験を通して看護を体系的に学び、そして考えることができるような教育体制が準備されています。例えば、実際の臨床場面を想定した少人数による学内演習、医療用モデル人形を活用したシミュレーション教育、さらに看護実践能力の向上のためのICT(Information and Communication Technology)を活用した自作動画の教育にも力を入れています。看護基礎援助学Ⅰ~Ⅶ野村 亜由美 准教授CURRICULUMカリキュラム

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