東北大学広報誌 まなびの杜 No.78
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 かつて帝国大学として創立した国立大学七校が毎年、合同で総合体育大会(通称:七大戦)を開催しています。。七大戦は本年二〇一六年に、第五十五回を数えています。 東北大学には、学友会体育部常任委員会(通称・体育部常任、いわゆる体育会)があります。これは、東北大学で運動を主とする活動を行っている部をまとめ、サポートする団体です。体育部各部から派遣された学生によって構成されています。七大戦の参加校には同じような学生団体が存在しており、これらの組織が中心となって運営する大学対抗の体育大会が、七大戦です。 七大戦は一年毎に主管大学を変えて開催され、第五十五回目を迎えた本年は、東京大学が主管校でした。主管校の体育会では、所属学生が一年以上かけて、準備から次期主管校への引き継ぎまでを担います。運営上の重要事項は、他の体育会との合同会議で決定され、東北大学もこの議論に参加します。 さて、五十五回大会で開催された四十二競技のうち、東北大学は、相撲・アーチェリー・剣道男女・軟式庭球男子・バレー男子などの九競技で優勝しました。各競技の順位を点数化し加算した値が各大学の総合得点です。東北大学は第五十二回大会から三大会連続で総合優勝してきましたが、今大会では惜しくも三位でした。次の第五十六回大会は名古屋大学が主管校です。東北大学がまた優勝できるよう、皆様ぜひ応援よろしくお願いします!表紙の写真七大戦と東北大学●●●●● 『まなびの杜』第78号をお届けいたします。「教育考」では、学校での学びにおける情報通信機器の活用の実態についてお伝えしております。一教員として「教える側」「学ぶ側」という視点が印象深いものでした。「地域と大学」では東北メディカル・メガバンク機構による大規模な健康調査の状況をお伝えしています。多くの方が関心を寄せているテーマと思います。「特集」は恐竜研究の最新成果に関する田村教授とココリコの田中さんとの対談です。「東北大学のグローバル化」では、東北大学が多くの留学生を受け入れて、キャンパスが変わりつつある様子が分かります。「東北大学医学際を終えて」では、医学際を実施している学生諸君の「医学・医療について地域の皆様にお伝えしたい」という情熱を感じました。『まなびの杜』自体も東北大学について地域の皆様に知っていただきたいという思いで編集しております。皆様の東北大学へのご関心につきましても教えていただけますと大変ありがたいと思います。|編|集|後|記|『まなびの杜』編集委員会委員平成28年12月31日発行発行人:東北大学『まなびの杜』編集委員会委員長 齋藤 忠夫〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1東北大学総務企画部広報課 TEL.022-217-4977 FAX.022-217-4818『まなびの杜』は3月、6月、9月、12月の月末に発行する予定です。『まなびの杜』をご希望の方は各キャンパス(片平、川内、青葉山、星陵、雨宮)の警務員室、附属図書館、総合学術博物館、植物園、病院の待合室などで手に入れることができますので、ご利用ください。版権は国立大学法人東北大学が所有しています。無断転載を禁じます。『まなびの杜』編集委員会委員(五十音順)『まなびの杜』に対するご意見などは、手紙、ファクシミリ、電子メールでお寄せください。〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1TEL 022-217-4977 FAX 022-217-4818Eメール koho@grp.tohoku.ac.jpこの『まなびの杜』は、インターネットでもご覧になれますhttp://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/バックナンバーもご覧になれます [東北大学]学生たちの底力●4下平 秀樹 伊藤 彰則 八鍬 友広 高田 雄京 齋藤 忠夫 佐藤 博 髙村 仁北島 周作 田邊 いづみ 寺田 直樹 菅原 歩 堀井 明 横溝 博東北大学総務企画部広報課 谷口 善孝 石垣 大夢経済学研究科 准教授 菅原 歩中野 沙耶第五十五回全国七大学総合体育大会副実行委員長東北大学学友会体育部常任委員会第六十二期委員長東北大学理学部生物学科四年関連ホームページ/http://www.7-univ.jp/閉会式にて、マスコットキャラクターのイチ公から総合順位を記したペナントの授与各大学総長らによる鏡開きの様子

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