東北大学広報誌 まなびの杜 No.79
7/12

東北大学の動きNEWS-BOX06|まなびの杜 79号本学大学院工学研究科インフラマネジメント研究センターは、一般社団法人建設コンサルタンツ協会支部、一般社団法人東北測量設計協会と、社会資本の維持管理や資源循環に関する研究成果・データ、技術、防災対策について、相互に連携・協力する協定を締結。技術の伝承と人材育成、安心・安全の確保、防災機能の向上、地域社会の持続的発展に寄与することを目的に、緊密な協力体制で取り組んでいきます。社会資本の維持管理や資源循環への協定2016.11.21 本学は、材料科学と工学分野の研究連携を強化することを目的に、フランス国立科学研究センター(CNRS)、リヨン大学(Université de Lyon) と連携した国際共同研究ユニット(UMI)として、"ELyTMaX"(エリートマックス)を設立しました。開所式には、フランス上院議員兼リヨン市長のGerard Collomb氏、在日フランス大使館のPaul Bertrand Barets公使、リヨン大学のKhaled Bouabdallah学長などが出席されました。ELyTMaX(エリートマックス)開所式を開催2016.10.04本学「減災ポケット『結』プロジェクト」の出前授業が、和歌山県の海南市立日方小学校と和歌山市立高松小学校で行われました。本学は減災・防災のクイズや知識を描いたハンカチ「減災ポケット『結』」を配布し、それを用いた出前授業を平成26年度から展開。和歌山県は南海トラフ地震が予想される地域の一つです。児童たちは、初めて聞く講師の話や、スタンプラリーなどを用いた授業に真剣に取り組んでいました。減災出前授業を和歌山県で初開催2017.02.01世界の海底地形名を定める国際会議において、日本提案の海底地形名23件が承認されました。このうち4件は、本学地学専攻の教員や出身者である、浅野清、金谷太郎、尾田太良、的場保望(敬称略)の名前が海底地形(海山)に付与されました。これにより、南鳥島界隈に「浅野海山」、「金谷海山」、「尾田海山」および、「的場海山」の海底地形名が誕生しました。これらは、IHO/IOC 海底地形名集に掲載され、世界中に周知されます。理学研究科関係者名の海山が誕生2016.12.21第68回東北大学祭を開催2016.10.28東北大学祭が10月28日~30日の3日間、川内北キャンパスを主会場として開催されました。今年のテーマは「創造しくってごめんなさい。」。創造することの楽しさを伝えようと、学生の皆さんが力を尽くしました。日頃の活動成果を、作品展示やパフォーマンスを通して、教室や野外ステージなどで力いっぱいアピール。会場は約3万2千人の来場者で賑わい、拍手や笑い声が渦をなす思い出深い大学祭となりました。オーストラリア・メルボルン大学において、東北大学デイが開催されました。開会式にメルボルン大学のGlyn Davis学長、本学里見進総長が出席し、新たに学生交流の覚書を追加した学術交流協定更新の調印式も行われました。また、材料科学ワークショップが実施され、本学から多元物質科学研究所を中心に研究者や大学院生が参加しました。2017年に仙台での学術イベントの開催が予定され、両校の今後の交流発展が期待されます。メルボルン大学で東北大学デイを開催2016.12.10

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る