東北大学広報誌 まなびの杜 No.82
7/12

東北大学の動きNEWS-BOX06|まなびの杜 82号本学では、経済的に困窮する学部学生を支援する、返還不要の給付型奨学金を創設します。東日本大震災後、東北大学基金を活用した奨学金制度「元気・前向き奨学金制度」を創設し、被災学生を継続的に支援してきました。この本学独自の奨学金制度を拡大し、「経済的に困窮している学部学生を対象とする奨学金制度」を新たに創設しました。2017年10月から事業を開始し、定員50名で月額3万円を奨学金として給付しています。本学独自の給付型奨学金を創設2017.08.23日本外国特派員協会(FCCJ)で外国特派員協会ジャーナリズム奨学金2017の授賞式があり、Pen(記事)部門1位: Trishit Banerjee君(インド出身)/理学部国際学士コース2年、Photo(写真)部門1位: Fuad Ikwanda君(インドネシア出身)/工学研究科国際学位コース前期課程2年、Video(映像)部門1位:Nguyen Chi Long君(ベトナム出身)/医学研究科医学系大学院後期課程2年と、本学留学生が3部門全てで第1位に輝きました。FCCJは、毎年3部門の作品を全国の学生を対象に募集し、報道関係者による選考を経て受賞者を決定しています。外国特派員協会ジャーナリズム奨学金で1位2017.09.25 本学と新日鐵住金株式会社は、研究開発・人材育成などへ向けて包括的な連携協定を調印・締結しました。これまで、平成19年に設立した「先進鉄鋼研究・教育センター」を通して、共同研究室「新日鉄住金オープンイノベーションラボ」を設置して共同研究を重ね、優れた成果を上げてきました。 本協定により、さらに連携を強めて戦略的に基礎研究、応用研究を行い、イノベーションを加速させることが期待されます。新日鉄住金と「組織的連携協力協定」を締結-鉄鋼産業の振興と社会全体の発展2017.10.26本学の大学間学術協定校である上海大学から、Jin Donghan学長(写真・右端)の一行が本学を訪れ、里見進総長は「材料分野の研究交流の実績をもとに、幅広い分野の交流を期待している」と挨拶し懇談しました。翌30日には、多元物質科学研究所、未来科学技術共同研究センター、工学研究科、医工学研究科、環境科学研究科への研究室を訪問。一行は、各訪問先で活発に質問するなど高い関心を示し、Jin学長は「今後、さらに交流を深めたい」と述べられました。上海大学学長一行が本学を訪問2017.09.29東北建設業協会連合会と連携協定2017.09.08本学大学院工学研究科インフラ・マネジメント研究センターと東北建設業協会連合会は、連携・協力協定を締結しました。これにより、社会資本の維持管理や資源循環に関する研究成果や各種データ、また社会資本に関する実践的な技術・ノウハウなどについて、相互に連携・協力。東北地方の社会資本に関わる研究開発を通して、技術の伝承、人材育成、防災機能の向上などを図り、地域社会の持続的発展に寄与することをめざします。第56回全国七大学総合体育大会において、本学が2年ぶり13回目の総合優勝を果たしました。今大会では10種目(バレーボール男子・女子、バスケットボール女子、陸上競技女子、柔道、相撲、フェンシング、スキー、ラクロス、弓道女子)で優勝。着実にポイントを重ねて、大会中盤からトップを維持しての総合優勝となりました。名古屋大学IB電子情報館大講義室で閉会式が行われ、本学に優勝杯と優勝旗が授与されました。第56回全国七大学総合体育大会で総合優勝2017.09.23

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る