東北大学 工学部 材料科学総合学科
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代表的な科目代表的な科目  大学は社会へとつながる最終ステージ…と考えるならば、大学・学部・学科選びは、なかなか難しい選択だ。先生からアドバイスをいただいた、友だちの意見も聞いた、情報収集もした…それでもまだ迷っているのなら、在学生の“生の声”に耳を傾けてみよう。そこには、リアルな体験談がある、クールな事実がある、伝えたい思いがある、そしてまぎれもない学生たちの等身大の姿がある。「材料科学総合学科で、学ぶということ」を探るべく、在学生にアンケートとインタビューを実施。まず、進路選択の際、本学科を選んだ決め手としては『ホームページなどをみて』を挙げる人が最も多く32.7%。次に『先生や保護者・先輩に勧められて(27.2%)』。「東北大の材料研究は世界的に有名」とアドバイスされたという学生さんがとても多いのです。「ものづくりの根幹となる“材料”という存在に興味がある。新材料を開発したいと高い研究志向を抱く回答もありました。本学科に入ってよかった点としては、『教授陣』、『研究設備』が同率1位(約33%)。「世界の材料研究の第一線で活躍されている“権威”なのにとてもフレンドリー」な先生の下、「最先端の充実した実験装置・器具」という恵まれた環境で学べる利点は大きいですね。10年後の自分のイメージとしては、『企業などでリーダーシップを発揮していたい(34.7%)』、●金属製錬工学 ●鉄鋼精錬学 ●材料分析科学 等 続いて『材料の研究・開発に従事していたい(30.6%)』。一方、大学の海外留学プログラムなどを利用して、海外での見聞を広げる学生さんも増えています。今後は『海外で活躍していたい(16.3%)』の比率上昇も期待されます。インタビューの詳しい内容は、ウェブサイトで紹介しています。下記QRコードからからご覧ください。学生インタビューはこちらから ▶●材料組織学 ●材料強度学 ●材料電子化学 ●結晶回折学 ●物性学基礎 ●固体物性論 ●表面・界面の物理学 ●電子材料学 ●材料組織学 ●材料強度学 ●材料電子化学 ●材料物理化学 ●溶液の物理化学 ●材料反応速度論 ●結晶回折学 ●伝熱・流体の力学 ●磁性材料学 ●セラミックス材料学 ●腐食・防食学 ●材料解析学 等 材料環境学コース4年程 宏輝(福島県出身)五藤 愛(神奈川県出身)新保 遼(神奈川県出身)橋本 舞(茨城県出身)知能デバイス材料学コース4年門脇 万里子(三重県出身)知能デバイス材料学コース4年金属フロンティア工学コース4年材料システム工学コース4年(撮影:2015年5月20日)現代の工業を支える金属素材産業に貢献する研究を 金属素材産業は現代の工業を支えています。その最も基本となる粗金属から不純物を取り除いたり、様々な元素を配合する際の溶融金属内の化学反応(物理化学)、温度や組成の違いがもたらす材料特性の変化を予測する方法(材料組織学)、溶けた金属から精密な形状の製品を造るための伝熱・流体の力学、製造した金属材料の原子構造や組成を分析する結晶回折学や分析科学等を学びます。次世代を見通した機能材料やデバイス技術を開発 金属、セラミックス、半導体の原子構造、電子状態、電気化学反応等を学ぶことによって、熱的性質、電気的性質、磁気的性質、機械的強度、耐食性といった物性の生まれる仕組みを理解し、様々なデバイス、たとえば電子デバイス、磁気デバイス、光デバイス、熱関連デバイス、燃料電池等のエネルギー材料等に応用するための基礎を学びます。金属フロンティア工学コースCourse of Metallurgy知能デバイス材料学コースCourse of Materials ScienceSTUDENT’SVOICEサークルの立ち上げに奔走実験っておもしろい!先端研究なら、ここ材料の部活と勉強の両立を目標に英語力を磨き、世界へ材料科学総合学科で、学ぶということ。

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