東北大学 工学部 建築・社会環境工学科 社会基盤デザインコース/水環境デザインコース/都市システム計画コース
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祢津 知広(東京都私立桐朋高等学校出身)平成17年3月修士修了 ●国土交通省水管理・国土保全局防災課 課長補佐浅沼 大寿(岩手県立花巻北高等学校出身)平成21年3月修士修了 ●鹿島建設(株)東北支店浅野 隆司(宮城県石巻高等学校出身)平成17年3月修士修了 ●新日鉄エンジニアリング(株)東日本大震災(H23.3.11)当日夜7時過ぎの東北地方整備局災害対策室羽田新滑走路の完成予想パース左の写真のテーブル状のもの(ジャケットと呼ばれる)が新滑走路島(右図)に198基すえつけられ,新滑走路の約1/3の平面をつくります。 私は、道路交通や防災対策に興味をもち、土木工学科に進学しました。在学中は、「土木工学は、人々の生活を支え、国の持続的な発展に寄与できる学問である。」との認識を持ち、土木という専門性を活かし、日本の発展に貢献したいと国土交通省に入省しました。 現在は、切迫する南海トラフ巨大地震や首都直下地震対策などを担当し、万全を期すべく対策計画を日夜、検討しています。大学で学んだ知識に加え、社会情勢の変化に敏感に対応し、国の施策の企画立案に携われるやりがいは抜群です。 東日本大震災の復興加速を最重要課題として取り組みつつ、大規模災害に対するリスクの低減や人口減少・高齢化等に対応した持続可能な地域社会の形成、生産性を向上させ、経済成長を支える基盤の強化など多くの使命が土木界にはあります。ぜひ、東北大学で学び、将来日本の国土づくりについて、一緒に仕事ができたらと思います。待ってますよ! 大きな物をつくりたい、そんな漠然とした思いで土木の世界に飛び込みました。 自分たちがなぜ安心して快適に暮らすことができるのか改めて考えたことはありますか?もちろんすべてが土木によるものとは言いませんが、生活の基盤となり縁の下の力持ちになっているのは土木であり、今このような生活ができるのは先人達が努力をし続けた結果だと思います。 土木の面白さは「ものづくり」の一言に尽きます。同僚や職人さんと一緒になって考え、汗を流す。構造物が完成する瞬間を自分の目で見る。どれも最高の瞬間です。そして、完成した構造物は、地域の方々、さらには国民の生活の基盤となって、安全、安心を提供することができるのです。自分のつくったものが役に立つ。土木の道に進んでよかった。心の底から思うことができます。 100年後の生活を守る、そんなものづくりに一緒にチャレンジしませんか? 私は新しいもの好きなところがあり、一つの事にどっぷりではなく、できるだけ新しい事に挑戦したいという気持ちで仕事を選びました。最初に配属された設計部では、国内最後のビックプロジェクトと言われる羽田空港再拡張プロジェクトを通して先輩達から設計のいろはを学び、国内港湾・漁港の桟橋や自社保有船居住区の設計、設計基準の整備、海外オフショアプラットフォームの設計に至るまで様々な経験をさせてもらいました。最近では、土木系の技術者だけでなく、電気、機械、化学系の技術者、さらには人種の枠を超えて、タイ人やインド人、フィリピン人と共にプロジェクトを実行しており、困難な事にぶち当たることも多々ありますが、知識の幅が日々拡がる事を実感しながら仕事をしています。日本の国土づくりに貢献できる!そのやりがいは抜群!100年後も残るものづくりをしませんか?世界の国の人と共に取り組むプロジェクト日々挑戦、日々成長です

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