東北大学 工学部 建築・社会環境工学科 都市・建築デザインコース+都市・建築学コース
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サステナブル空間構成学講座 SUSTAINABLE ARCHITECTURE AND BUILDING SCIENCE COURSE建築構造工学講座 STRUCTURAL ENGINEERING FOR ARCHITECTURE COURSE20TONCHIKU BOOK西脇智哉准教授建築物を長く安全に、また、愛着をもって使い続けることは、持続可能な社会の基礎となります。本研究分野では、セメント系材料を主な研究対象に、ニーズに応じた新たな建築材料・構法の開発や、性能評価技術の確立、材料劣化メカニズムの解明などを行い、建築物の維持管理・長寿命化といったライフサイクル全体に亘る課題について材料科学の観点から取り組んでいます。高橋典之准教授地震・津波などの被災シナリオに対して建築物が発揮すべき性能を合理的に設計・評価するための研究(震動台実験、人工知能を用いた画像解析、歴史的建造物調査など)を進めています。具体的には、● ユーザー指向型耐震性能評価および設計手法の確立 ● 損傷量評価技術の開発 ● 耐津波設計手法・耐浪診断法の高度化 ● 長寿命建築物の維持管理アセスメントなどに取り組んでいます。適応設計工学分野性能制御システム学分野材料・構法創生学分野ライフサイクル工学分野構造安全システム学分野木村祥裕教授/佐藤公亮助教住宅や園芸用ハウスなど小規模構造物からスタジアム等大空間構造に至るまで、様々な形状、規模、振動特性を有する構造物の風応答とその荷重評価、耐風設計と耐風性能評価、台風・ダウンバースト等突風による強風災害の予測と低減、都市の風環境評価法など、風と都市・建築に関わる様々な開発研究、並びに、オイルタンクの津波荷重と耐津波設計に関する研究などを行っています。写真:宮城スタジアムの風洞実験前田匡樹教授/アルワシャリ・ハモード助教安全・安心で、地球環境や人にやさしく快適な建築や都市を実現するために、最先端の鉄筋コンクリート構造、再生可能な森林資源(木材)を利用した木造ビル、開発途上国のレンガ造建物の耐震化など様々な研究を行っています。仙台・宮城で培った日本の技術を、米国・NZ・アジアなど様々な研究機関との交流を通して、世界の地震防災対策や次世代型構造設計へと展開しています。木村祥裕教授/古川幸助教鋼構造は、最先端の技術で構成される超高層建築や大空間構造、高度な建築デザインを実現できる優れた構造です。一方で、地震大国である日本では、これらの構造物に対して大地震時に被害を軽減し、地震後も継続使用できる耐震設計法が求められています。本研究室では、大地震に対して大空間構造を構成する大スパン梁の座屈設計法や大都市湾岸部に立ち並ぶ超高層建築物の損傷抑制設計法の確立を目指しています。居住環境設計学分野サステナブル環境構成学分野地域環境計画学分野後藤伴延准教授健康・快適、さらには知的生産性の高い建築環境の実現を目指して、室内外の物理環境に対する人間の反応(生理・心理・行動)について研究を行うとともに、これに基づく環境調整技術の開発や環境設計の方法論に関する研究を行います。具体的な研究内容は、熱中症・ヒートショック防止のための人体シミュレーション、低湿度環境における快適性と健康影響、覚醒状態を向上させる空調手法などです。小林光准教授当研究室は、建築空間の熱・空気・光環境や消費エネルギーを調べ、健康・快適で省エネな建築を実現するための建築環境技術を研究しています。空調設備技術や自然採光技術の研究開発、環境評価手法の開発などを通じて、スマート社会を構成するこれからの建築に、環境の側面から取組みます。また、原発事故被災地の屋内γ線環境や建築計画による放射線防護手法についても研究しています。持田灯教授/石田泰之助手新たな建物の建設や都市化が都市の風の流れや温熱環境、空気汚染に及ぼす影響を予測・評価し、良好な都市環境を実現するための方法を研究しています。都市緑化や建物表面の日射反射率の制御、建物の形状や配置の工夫による海風の市街地への導入等の都市の温暖化対策に長年取り組むとともに、吹き溜まりや路面凍結等の積雪寒冷地の生活環境に関わる問題の予測技術の開発にも取り組んでいます。

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