東北大学 工学部 化学・バイオ工学科
14/18

環境科学研究科博士課程前期1年  化学・バイオ工学科を卒業した約90%の学生が工学研究科と環境科学研究科に進学し、研究者やリーダーにふさわしい力を身につけ、国内外で活躍しています。まず博士課程前期(修士)から本格的に研究室を活動の拠点にします。研究に主体的に取り組み、高度な専門知識と問題解決能力を身につけます。研究成果は学会プレゼンテーションや論文にまとめあげ、発信します。同時に大学院で提供している講義や研修、留学やワークショップなど多様な教育プログラムを利用して広い知識を獲得し、発信力、コミュニケーション能力を身につけます。さらに博士課程後期(博士)に進学し専門を究めつつ、研究を広い視野の中で俯瞰的に捉える能力、新しい研究を企画立案する能力を涵養します。同時に国際的な場での発信力を身につけます。遼寧省瀋陽市 出身山形県立山形中央高等学校 出身研究生活について 研究の進め方や日々の生活リズムは自分で決めることが多いため、あらゆる面で主体性と計画性が求められています。私の研究室では、年間計画をはじめ、2〜3か月に一回、研究室の全員が集まるセミナーで成果報告や意見交換を行います。また、修士になると、学会に参加する機会が増えるため、自分の研究を分かりやすく伝え、聴衆に理解してもらうことが重要です。同時にその際、早期の参加登録や抄録提出など段取りが多いため、全てにおいて計画性を持って取り組む必要があります。大学院での日々の経験は、自身の大きな成長につながります。沼澤 結さん研究に取り組む姿勢 研究室の研究では、自分で考えることが重要です。私の研究室では学生の主体性が重視されており、私は、先生方の意見を参考にしながら、自分自身で研究の方針を決定しました。自分で考えた研究内容であったので、大きなやりがいを感じました。さらに、積極的に研究するなかで化学工学に関する知識を身につけるとともに、学ぶことの趣深さにも気づくことができました。13講義(専門基盤科目、専門科目)幅広い基礎学力研究室活動(研究、セミナー)研究を遂行する力、問題解決力 TA(ティーチングアシスタント)演習・実験指導能力楊 心怡さん東北育才高校修士研修論文を理解し、内容を発表する能力交換留学国際的視野、コミュニケーション能力isCEBT化学系・環境系学生国際ワークショップ(日本・台湾学生主体の国際会議)国際的視野、コミュニケーション能力、発信力、討論力 化学工学専攻博士課程前期2年修士論文高度な専門知識や得られた研究成果を総合し、論文を執筆する能力学会研究成果の発信力、討論力1年次2年次企業官公庁修士高度な専門知識と問題解決能力を発揮する人材 博士課程前期大学院で身につく力

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る