東北大学 大学院経済学研究科・経済学部 2022
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TOHOKU UNIVERSITY2022Graduate School of Economics and ManagementFaculty of Economicsインタビュー ❸在学生の声 ❹インタビュー ❹日本語に訳してみよう!a great chance to develop the abilities needed to seminars offered, I have acquired the necessary skills to conduct empirical research with highly indicators. This enables me to construct a climatic model that better estimates the effects of 学部・大学院一貫教育プログラム高度グローバル人材コース(GPEM) 修了者の声ASUKA KASHIWASESAYURI YONEYAMA東北大学データ科学国際共同大学院 プログラム採用者の声GPEMでの経験が仕事の糧にA great opportunity to launch my careeras a data scientist2018年3月修了柏瀬 あすか さん日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部The Graduate Program in Data Science gives me do data-driven work in the analysis of environmental economics. Through foundation courses, training camps, and specialized complex data of climatic and socio-economic climate change on economic outcomes in Vietnam for my research project. Furthermore, I 私は交換留学を通じて組織のマネジメントに関心を抱いたことから、高度グローバル人材コース(GPEM)に進学をし、組織の持続可能性をテーマに研究を行いました。GPEMでは1年間の海外留学と、研究の成果としての英語によるプロジェクト報告が求められますが、私は大学3年生で交換留学をしたことから、学部と大学院を併せて5年で修了しました。国立台湾大学への留学では、日本と台湾の学生交流を行う団体に参加し、活動を通じて「この組織が活動を続け、発展するためにはどうすればよいのか?」と疑問に感じたことから、組織の持続性というテーマでプロジェクトを進めたいと考え、組織とマネジメントについて学ぶことができる非営利組織研究室を選択しました。GPEMのメリットは、日本人・外国人の区別なく切磋琢磨しながら勉強ができるところだと思います。GPEMは、授業が英語で行われるため、ディスカッションや論文を読む際に難しさを感じることも多々ありました。しかし、留学生から英語でのプレゼンテーションの仕経済学研究科2年米山 小百合 さん学部・大学院一貫教育プログラムcan get practical training under joint-supervision in international research collaboration with an overseas institution. It helps me learn cutting-edge knowledge and techniques from pioneering experts in the fields and develop new ideas for my future research. I believe that with the expertise acquired from this program, I can give the fruits of my research back to society and contribute policy recommendations to promote the sustainable development of the Vietnamese economy with the power of data science tools.学部・大学院一貫教育プログラムは、学士課程と大学院修士課程を、合わせて5年で修了できるプログラムです。大学入学から大学院修士課程修了までに、通常は6年かかりますが、このプログラムでは実質飛び級をすることができます。このような一貫教育プログラムの中でも、私は、近年重要視されている「データ科学」を専門的に学習する方を学んだり、研究に関するアドバイスをし合ったりと、コツコツ努力を重ねていくことで、英語を鍛えると同時に、研究のための基礎知識を身につけることができました。また、授業や研究室で、中国やアフリカの学生とも意見を交換する中で、各国の社会や市場、非営利組織の特徴を知ることもでき、自分の視野が広まったように思います。日々の勉強と研究と並び、就職活動にも力を入れました。交換留学やGPEMを通じて、日本の国際競争力の低下に危機感を覚えた経験から、日本経済の再活性化に貢献できる仕事がしたいと考え、日本貿易振興機構(ジェトロ)に就職を決めました。現在は海外調査部に所属し、日本企業の海外展開に関するアンケート調査や、世界の貿易・投資に関するレポートの作成を行っています。大学院での専攻とはまた違った分野ではありますが、研究を通じて学んだ調査の作法や情報収集のコツは仕事でも役に立っており、GPEMでの経験は自分の貴重な財産になっていると感じています。コースに所属しています。本コースでは、多くのデータ分析手法やプログラミングスキルを習得することはもちろん、自ら課題を見つけてそれをデータサイエンスの力で解決するという「課題設定力」や「問題解決能力」をも養うことができます。このように、ビジネスシーンでの重要性が増している様々なスキルを身につけられるのが、本コースの特徴です。Mai Thi Tuyet ChinhPh.D. student at the Graduate School of Economics and ManagementVOICE!04CASE OFSAYURI10■目指せ! 次の100年を創るビジネスパーソンINTERVIEW 04INTERVIEW 03

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