東北大学 理学部案内 2022
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理学部自然史標本館TEL. 022-795-6767http://www.museum.tohoku.ac.jp/関連する研究施設東北大学ニュートリノ科学研究センターhttps://www.awa.tohoku.ac.jp/rcns/東北大学電子光理学研究センターhttps://www.lns.tohoku.ac.jp/Faculty of Science, Tohoku University23長年の教育研究活動により蓄積されてきた化石や岩石、鉱物、そして地形図などの標本類が60万点以上収蔵されており、貴重な学術資源として利用されています。展示室には「地球生命の進化、地球を構成する岩石鉱物」の常設展示のほか、最近の研究成果や活動を紹介したり、金属学や化学分野の貴重な資料を展示するコーナーもあります。【展示室利用案内】開館:火曜日〜日曜日10:00〜16:00休館:月曜日(月曜日が祝日の場合は祝日明けが休館)お盆時期の数日*、電気設備点検日*(例年8月の最終日曜日)、年末年始**)日にちが確定次第ホームページで通知入館料:大人150円、小中学生80円液体シンチレータ反ニュートリノ観測施設「カムランド」(岐阜県飛騨市)を利用したニュートリノ研究を行っています。これまでに、素粒子物理学の「標準理論」を超えるニュートリノ固有の性質の究明や、地球の形成・進化の理解をもたらす地球反ニュートリノの観測を行ってきました。現在は、宇宙における物質優勢の謎や軽いニュートリノ質量の謎の究明を目的として、カムランドの極低放射能環境を活かしたニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊探索も推進しています。電子リナックや電子シンクロトロン(写真)から得られる高エネルギー電子光ビーム*)を学内のみならず国内外の共同利用研究者に提供し、クォークから原子・分子に至る広い自然階層の「物質の構造と性質」を研究しています。また原子核内の陽子の分布を調べる電子散乱実験、放射性同位元素を利用する応用研究、レーザーのように干渉性が高いコヒーレント放射光の開発研究が進展しています。*)電子ビーム及びそれから作られる光子、陽電子などの総称

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