東北大学 理学部案内 2022
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東北大学グローバルラーニングセンターグローバルに活躍できる人材を育成する、さまざまなプログラムの提供やサポートを展開しています。●海外留学説明会 ●留学アドバイジング●英語学習プログラム ●英語能力試験 ●海外留学奨学金 他多数グローバルキャンパスサポーター交換留学等の留学経験を持ち、留学先で得た経験や知識をもとに、これから留学を目指す学生を支援する学生サポーターです。大学と協働して、学生の立場からさまざまな留学支援活動や国際交流イベントを実施しています。留学体験レポート(物理学科3年次留学開始)32●スタディアブロードプログラム ●ファカルティレッドプログラム北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニア地域の教育機関で、さまざまなテーマに沿った体験学習や特色ある語学講座に参加します。現地学生たちとの交流やホームステイなどを通じて国際的な視野を広げます。●海外体験プログラム ●ショートプログラム東北大学が加盟するコンソーシアム(大学連盟)や学術交流協定校等が実施するプログラムで、他大学から参加する学生と共に学びます。●交換留学プログラム学生交流協定を結ぶ大学で、1学期または1年間留学する制度です。短期海外研修等を経験し、より長期にわたる留学を目指す方向けのプログラムです。語学習得だけでなく、海外の大学で自分の専門についてじっくり学べます。また日本以外での生活を通して異文化理解を深めることができます。●ダブルディグリープログラム東北大学と提携校の2つの修士レベルの学位取得を目指すプログラムです。提携校はいずれもフランスのトップクラス高等教育機関で、学部3年次または大学院前期課程1年次から留学を開始して、2年程度にわたり現地学生とともに授業履修や研究を行います。将来世界で活動するために必要となる研究者としての力量や国際性を伸ばすことが期待できます。海外初心者・短期留学希望者向け(夏休み・春休み期間中の2〜5週間程度)海外に行ったことがない人はもちろんのこと、外国語のコミュニケーション能力を高めたい人や、将来長期留学を考えている人におすすめです。プログラム参加で単位取得ができるものもあります。現地の学生と共に学ぶ( 1学期〜2 年程度)留学中は在学扱いとなり、東北大学に授業料を納めていれば、ほとんどの留学先大学では授業料は徴収されません。留学先で取得した単位が東北大学で認められること(単位互換)もあります。研究活動メインの留学(10日〜1年程度)●COLABS(自然科学系短期共同研究留学生派遣プログラム)自然科学系の研究科に所属する大学院生と大学院進学見込の学部4年生を対象とした、研究を主目的とするプログラムです。海外の大学や研究機関で学術経験を積むだけでなく、研究者との人的ネットワークを築くことができます。研究スケジュールにあわせて留学先や派遣時期、期間を選べます。主な留学プログラム(2021 年4月現在)※一部プログラムはオンラインで実施される可能性があります。東北大学は世界各国の教育・研究機関と学術交流協定を締結しており、そのネットワークを活かして学生交流を積極的に進めています。さまざまな海外留学プログラムが用意されており、留学のための奨学金がもらえるものも多数あります。また、2,000名を超える外国人留学生を受け入れており、国際共修授業を実施するなど、学内で多文化を体験できる機会も広がっています。●その大学を留学先に選んだ理由元々アメリカの音楽や人種問題などの文化的な側面に興味があり、中でも一番行きたいと思っていたシカゴへの留学を希望していたのですが、あいにく応募が叶いませんでした。そこでシカゴから直線距離で近い場所で条件に合う留学先をしらみ潰しに探しているうちに、どんどんシカゴから離れていき、気づいたらペンシルバニアまで来てしまいました。最終的には東海岸であることと、自然が多いことが決め手になりました。●留学前の準備で大変だったこと私のような計画性の全く無い人間にとって、準備に長い期間が必要な留学というイベントはヒヤリハットの連続でした。準備不十分のまま英語能力試験を受け、期限ギリギリで書類を提出するなどありました。なかでも最も苦労したのは単位互換の申請です。これは帰国後もつきまとってくる厄介な代物です。具体的には留学前に履修予定の科目を調べて担当教員と面談を行い、帰国後は実際に履修した科目を単位認定してもらいます。履修を考えていた授業が実際には開講されない場合もあるので気をつけましょう。●実際に留学してみての感想学費の高いアメリカの大学で、それを免除されてなお同等の学習環境が得られたことはかなり良い経験でした。ただ、学費以外に学生保険や寮費といった費用があるのと、物価が日本より少し高いこともあり、予想より出費が大きくなりました。事前にもっとコストについて調べておくべきでした。実際に留学してみて、英語で話す力がそれなりに身に付いたということが大きいと感じています。自分の見知った人たちと全く違う価値観を持った人たちと触れ合えたことも収穫でした。留学に行ったことは全体的に満足できるものでした。理学部 国際交流推進室(DiRECT)各種海外留学プログラム等の情報提供や相談対応を行っています。毎年秋に留学生の入学手続きを支援する学生サポーターを募集しています。交換留学プログラムでアメリカ留学!中村 牧人 さん留学時期 : 2019年8月〜2020年5月 留学先 : アメリカ ペンシルベニア州立大学国際交流

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