東北大学 薬学部・大学院薬学研究科 2022
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ごあいさつ薬学部概要カリキュラム創薬科学科薬学科講義内容分野(研究室)卒業・修了後大学院紹介入試情報・の進路など奨学金教育研究施設組織図オープンキャンパスキャンパスマップ薬学科4年次では、医療薬学演習1・2及び医療薬学基礎実習により、薬局実習・病院実習への導入教育を行います。また、5年次に行う参加型の医療薬学薬局実習、医療薬学病院実習を通じて、薬剤師としての基本的知識・技能・態度を学びます。18東北大学 薬学部/東北大学 大学院薬学研究科 ■■■■TOHOKU UNIVERSITY臨床検査学 診療において臨床検査の役割は、各種疾患における病態の結果として起こる生体の変化を客観的に捉え、疾患の診断、あるいは治療の指標とすることにあります。また臨床検査を理解することは疾患の病態を理解する上においても重要です。本授業ではこのような臨床検査の役割を踏まえて各種疾患の病態を理解するとともに、遺伝的、年令的、生理的要因や合併症などの背景を踏まえたテーラーメード薬物治療との関連を考えます。臨床薬剤学 臨床薬物療法における投与設計においては薬物の体内動態を理解し、適切な投与量と投与間隔を知ることは非常に重要です。臨床薬剤学は薬剤学で学んだ基礎的内容を踏まえて、特に、ヒトにおける体内動態の変動因子を理解すると共に、投与設計理論を理解することを目的とします。処方箋解析学 処方箋を読み取りその背景にある病気を理解することは薬剤師の大切な仕事です。本授業では、処方箋記載の基礎事項を理解し、疑義照会についても学びます。薬事関係法規1,2(1は展開教育科目としても開講) 薬学生が将来薬剤師として社会活動を行う際に必須となる薬剤師法、薬事法、その他薬事関係法規、衛生関係法規等について理解します。セルフメディケーション学 地域住民のセルフケア・セルフメディケーション支援、セルフケア・健康管理、疾病予防、災害医療等に関する知識・態度、OTC医薬品の適正使用等について学び、各患者の症状、検査所見から治療方針を立案し、具体的な処方例を提示できるようになることを目的とします。臨床コミュニケーション学 患者・生活者、他の職種との対話を通じて相手の心理、立場、環境を理解し、信頼関係を構築するために役立つ基本的能力を身に付け、各患者の症状、検査所見から治療方針を立案し、具体的な処方例を提示できるようになることを目的とします。薬学英語 薬学英語は、国際的な視野で高度な薬学領域の知識や情報を獲得し、また専門的な立場からグローバルに情報交換をはかるために重要であり、本講義では、専門領域で用いられる用語や表現を学ぶとともに、国際的なコミュニケーションの感覚を磨くことを目的とします。専門薬学実習1、2 基礎薬学実習で学んだ実践的知識や基礎実験技術を有機的に関連づけることにより、研究課題を達成する能力を修得します。実習は、配属された分野の教員からテーマが与えられます。医療薬学演習1 実務型の実習である医療薬学薬局実習と医療薬学病院実習の現場に出るためには、「知識評価のための多肢選択形式試験(CBT)」を受け、合格しなければなりません。医療薬学演習1では、CBT形式の試験に対応した実践形式の演習を通して、実務実習で必要とされる基礎知識の確認と仕上げを行います。実務教育科目

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