東北大学 薬学部・大学院薬学研究科 2022
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ごあいさつ薬学部概要カリキュラム創薬科学科薬学科講義内容分野(研究室)卒業・修了後大学院紹介入試情報・の進路など奨学金教育研究施設組織図オープンキャンパスキャンパスマップ 分子動態解析学分野 Rediopharmaceutical Chemistry 教 授 古本 祥三Furumoto Shozo 分子イメージング薬学分野 Molecular Imaging Pharmaceutical Science 客員教授 張 明栄Zhang Ming-Rong PETやSPECTは非侵襲的な生体の分子イメージング法としてさらに大きな飛躍が期待されています。これには、新しい有用な放射薬剤(標識分子プローブ)の開発が肝要となります。測定の対象とする生体の機能や標的分子に見合った測定の原理を考案しつつ、リード化合物の分子設計を行い、さらに最適化を行うといった創薬的なアプローチで放射薬剤の開発に挑んでいます。 大きな目標として、生体の恒常性の維持に重要な役割を持つストレス防御システムに関連する分子や機能およびその破綻を検知しうる新しい分子プロープの開発、腫瘍については悪性度の判断や治療反応性の予測や効果の判定を可能とするような新たな分子プローブの開発に取り組んでいます。26東北大学 薬学部/東北大学 大学院薬学研究科 ■■■■TOHOKU UNIVERSITYPETで病気を画像化するための標識薬剤を開発する サイクロトロンで製造されるポジトロン放出核種を薬学・医学へ応用する研究を行っています。生体画像化技術のPETイメージングで利用するポジトロン標識薬剤の分子設計理論と標識合成法に関する基礎研究を基盤として、がんやアルツハイマー病のPET用画像診断薬剤の開発、ミトコンドリア標的プローブの創製と画像医学診断への応用、PETを利用した薬物動態解析および薬効薬理研究に取り組んでいます。

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