東北大学 薬学部・大学院薬学研究科 2022
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ごあいさつ薬学部概要カリキュラム創薬科学科薬学科講義内容大学院紹介分野(研究室)卒業・修了後の進路など奨学金入試情報・教育組織図研究施設オープンマップキャンパスキャンパス 臨床薬学分野 Clinical Pharmacology and Therapeutics 教 授 髙橋 信行Takahashi Nobuyuki がん化学療法薬学分野 Oncology Pharmacy Practice and Science 教 授 富岡 佳久Tomioka Yoshihisa30肥満妊娠高血圧慢性腎臓病糖尿病東北大学 薬学部/東北大学 大学院薬学研究科 ■■■■TOHOKU UNIVERSITY薬学と医学の融合とくすりの開発 薬物療法のない病気は、多数あります。臨床現場で求められているくすりをつくるためには、薬学と臨床医学についての幅広い理解が必須となります。当分野では、疾病モデルを開発し、それらを利用して、病気の原因を解明し、より効果の高い治療法をできるだけ早く臨床現場にとどけることをめざして、創薬・毒性有効性試験・治験等を行っています。主に妊娠高血圧、腎臓病、糖尿病、肥満をターゲットとしています。最終的には、薬剤師的視点を活かしたグローバルに活躍できる研究者の育成、現場の診療チームの一員として、能力・専門性を身につけた薬剤師の養成を目標としています。がんと闘う がんの病態は患者ごとに異なり、薬物療法の治療効果・副作用発現には個人差があります。患者一人一人に対する最良最適ながん治療(外科療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、支持療法など)が必要です。当研究室では、がん病態の個別化・層別化に役立つバイオマーカーの探索と評価、未来のがんの治療法や治療薬開発を目指して研究しています。最先端の個別化医療に役立つ創薬研究、医薬品開発、医療現場における医薬品適正使用や臨床研究を先導できる、高い問題発見・解決能力と行動力をもった腫瘍薬学領域薬剤師の育成を目指しています。医療薬学専攻

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