東北大学 大学案内 2022年度入学者用
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大学と教育の特徴11 グローバルリーダー育成プログラム (TGLプログラム)世界で活躍するための語学・コミュニケーション力、国際教養力、行動力の修得と海外研鑽。 コンピュテーショナル・データサイエンス・プログラム (CDSプログラム)データサイエンスの手法を適用して課題を解決していくためのスキル・知識の修得。 企業家リーダー育成プログラム (TELプログラム)イノベーションを先導する起業や新事業創出に挑戦していくための知識・行動力の修得。全学教育の新しいプログラム『挑創カレッジ』 『東北大学ビジョン2030』において、これからの大変革時代の社会を先導する創造力豊かなリーダーを育成していくことを宣言しました。このため全学教育に新たな教育プログラムとして『挑創カレッジ』を設けました。以下の3つのテーマで実施されます。詳しくは『挑創カレッジ』サイトをご覧ください。■ コロナ危機に対応したオンライン授業の展開 本学における授業は、従来の対面型授業やコロナ禍におけるオンライン型授業だけでなく、各授業科目で学修する内容・特性に合わせ、キャンパスで行う対面授業とオンライン授業を効果的に併用した授業(例えば、オンライン授業の後に、演習を行う対面授業を組み合わせた授業や、オンラインツールを活用して学生からの質問に対応しながら授業を実施することで離れたキャンパスでも受講が可能となる授業)を実施しています。 また、対面による授業実施が困難な状況においても学びを継続していくため、全面オンライン授業に移行できる体制も整えています。■ 東北大学における学生窓口改革の取り組み 唐突ですが、窓口は何のためにあるのでしょうか?窓口の最終目的は、情報を伝達・取得することです。これまでは、職員と対面して書類を受け渡したり、カウンター越しに職員に質問をすることでそれを実現していましたが、これらの「書類の授受」や「職員への質問」は手段に過ぎず、もっと効率の良い方法がほかにあるかもしれません。究極的には、皆さんの脳から直接情報を読み取り、電波に乗せて情報を送信し、申請等が一瞬で完了するという未来が来るかもしれません。 このように東北大学では、従来の「当たり前」を見直し・最適化することで、どうすれば学生の皆さんにとって、より使いやすい窓口になるのかを検討しています。その中でも特に注目すべきものとして、2021年3月から全学で稼働予定のチャットボットがあります。 チャットボットとは人工知能(AI)技術を使うことにより、オンライン上で質問応対や申請の受付をしてくれる、まさにオンライン窓口です。チャットボットにより、これまで窓口に足を運ぶ必要があった申請等について、ほぼ全てオンライン上で行うことが可能となります。また、対面手続きが不要となるため、新型コロナウイルス感染拡大防止策ともなります。東北大学のチャットボットは、LINE入出力機能や多言語対応機能を実装する予定であり、日本の学生のみならず、世界各国から来る留学生にとってもユーザーフレンドリーなものとなっています。なお、国立大学法人において全学的に上記対応が可能なチャットボットは日本初となります。 東北大学では、上記のような取り組みを継続的に推進することで、New Normal 時代における新たな大学の姿を先導し、学生の皆さんが、今まで以上に学業や研究活動に専念できる場をこれからも提供していきます。ニューノーマルに対応した新しい授業について

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