東北大学 大学案内 2022年度入学者用
49/92

■進路データその他9.8%■進路データ公務員0.9%■進路データ公務員1.4%一般企業等就職8.5%■学科・コース編成物理学科量子基礎物理学講座、固体統計物理学講座、素粒子・核物理学講座(原子核理学、ニュートリノ科学、核放射線物理を含む)、電子物理学講座、量子物性物理学講座(領域横断物理学講座を含む)、金属物理学講座(協力講座:金属材料研究所)、結晶物理学講座(協力講座:金属材料研究所)、分光物理学講座(協力講座:多元物質科学研究所)宇宙地球物理学科 天文学コース天文学講座、理論天体物理学講座宇宙地球物理学科 地球物理学コース固体地球物理学講座、地殻物理学講座、流体地球物理学講座、地球環境物理学講座、大気海洋変動学講座、太陽惑星空間物理学講座、惑星圏物理学講座■学科・コース編成■学科・コース編成文学部教育学部法学部経済学部歯学部薬学部工学部農学部大学院附置研究所・学内共同教育研究施設等理学部医学部公務員12.2%一般企業等進学65.9%就職12.2%その他1.8%一般企業等就職11.4%進学86.0%その他2.8%進学87.3%希釈冷凍機を使った実験の準備大気大循環を再現する回転水槽実験の準備(地球物理学コース)物理系屋上天体望遠鏡を用いた観測風景(天文学コース)数学科物理学科化学科宇宙地球物理学科入学定員45名 令和3年4月入学者実績45名(男子41名・女子4名)入学定員119名 令和3年4月入学者実績119名(男子106名・女子13名)入学定員70名 令和3年4月入学者実績71名(男子57名・女子14名)47定員45名 数学は「代数学」「幾何学」「解析学」「数学基礎論・計算機数学」など多くの分野から成り立っています。数学科では、これらの分野の論理的で美しい世界を学習し、世界中の数学者たちと協力して最先端の研究を行っていきます。数学系定員78名 東北大学の物理学科は日本屈指の規模を持ち、素粒子と宇宙、原子核、物質の性質・構造や生物に至るまで物理学の主要な分野をカバーしています。 充実した研究設備を利用した最先端の研究を体験しつつ、自ら研究を行うため必要となる基礎的な教育を受けることができます。定員70名 化学科は、創立以来、日本の有機化学の基礎を確立し、「有機化学の総本山」と呼ばれてきた伝統があります。現在では、無機分析化学や物理化学なども含む5つの基幹講座に組織される16の研究室からなり、化学の主要分野を網羅する世界的な一大研究拠点を形成しています。化学系〈主な進路〉数学科で学んだ学生は、例年約60%が大学院へ進学し、25%前後が就職を選択します。学部および大学院の卒業生・修了生は、大学をはじめとする研究機関、教育界、IT関連企業を中心とする産業界、銀行・生命保険を中心とする金融業界など、様々な分野で活躍しています。数学の教員免許を取得して中学校・高等学校の教員へ進む道や、確率などの数学の知識を必要とする保険や年金の専門家(アクチュアリー)への道は、数学科の進路の特徴の1つです。数学科代数学講座、幾何学講座、解析学講座、多様体論講座、応用数理講座化学科無機・分析化学講座、有機化学講座、物理化学講座、境界領域化学講座、先端理化学講座定員41名 「天文学コース」と「地球物理学コース」に分かれ、天文学コースでは「理論天文学」と「観測天文学」、地球物理学コースでは「固体地球系(地震、火山)」「流体地球系(海洋、気象、大気圏)」「太陽惑星空間系(超高層大気圏、電磁圏、惑星圏) 」の分野で専門の学習と研究に取り組みます。〈主な進路〉物理系で学んだ学生は、例年、約85%が大学院への進学、約15%が就職を選んでいます。学部および大学院の卒業生・修了生は、修得した論理的思考力、専門技術を活かして大企業やその研究所、国立研究機関、官公庁、教員などの幅広い分野で活躍しています。 〈主な進路〉化学科で学んだ学生は、例年、約85%が大学院への進学、約10%が就職を選択。学部・および大学院の卒業生・修了生は、一流企業や、大学・高校などの教育機関、国公立研究機関、官公庁等に就職し、研究、教育、産業の幅広い分野で活躍しています。(2019年度卒業生)(2019年度卒業生)(2019年度卒業生)数学系  数学系で入学した学生は、数学科で専門教育を受けることになります。そして、3年次後期に希望を聞き、「代数学講座」「幾何学講座」「解析学講座」「多様体論講座」「応用数理講座」のいずれかの研究室を選び、専門的な研究に取り組みます。 数学科では1911年の設置以来、たとえば淡中忠郎教授の「淡中の双対定理」や佐々木重夫教授の「佐々木多様体の理論」など、優れた研究が数多くなされてきました。全国でも一、二を争う価値と規模を持つ数学関連図書を備えた数学資料室があります。また、『東北数学雑誌』という独自の数学専門誌も発行しています。 数学を学習、研究するには申し分のない環境といえるでしょう。物理系 物理学科は、1911年の設置以来、多数の研究者や優れた人材を送り出してきました。研究論文は世界中の学者に注目され、例えば、Natureの特別企画冊子であるNature Indexによる研究機関ランキングのPhysical Sciences(物理科学)の分野で、東北大学は高い評価(2017国内2位、2018国内3位)を得ています。  宇宙地球物理学科は、宇宙の森羅万象を研究する天文学と、地球内部の構造や地震、火山、海洋、大気、超高層、太陽惑星空間まで幅広い自然現象を物理学に基づいて理解する地球物理学を学習、研究する学科です。化学系 化学系に入学した全ての学生が、化学科で専門教育を受けます。そして、3年次後期から「無機・分析化学講座」「有機化学講座」「物理化学講座」「境界領域化学講座」「先端理化学講座」の中のいずれか一つの研究室で、卒業研究に取り組みます。 化学科は1911年の設置以来、常に新しい研究領域を開拓しながら、国際的に著名な学者を多数輩出しています。また、本学が日本で最初に受け入れた女子学生3名のうち、2名は化学科を卒業し、うち1名はのちに理学博士となりました。

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る