東北大学 大学案内 2022年度入学者用
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文学部教育学部法学部経済学部理学部医学部歯学部薬学部工学部農学部大学院附置研究所・学内共同教育研究施設等主な進学先内訳(2019年度卒業生)工学研究科........................70.5%情報科学研究科................12.3%環境科学研究科..................9.5%医工学研究科......................3.8%生命科学研究科..................0.5%他大学の大学院等...............3.2%大学、専門学校等.................0.1%その他4.2%助け合って泳ぐ精子の数値シミュレーション進学先東北大学大学院 環境科学研究科学部では、講義や実験を通して化学を幅広く学び、視野を広げることができました。東北大学の充実した研究環境で、自分の興味を持った分野の研究をより深く行うために大学院への進学を決めました。平野 由夏さん(栃木県立宇都宮東高等学校卒業)進学先東北大学大学院 工学研究科大学院では、学部時代に勉強したことを自分が主体となって研究できることが魅力です。その分野の第一人者である教授や同じ研究室の友人たちと充実した設備で最先端の研究ができるため進学を選びました。本田 有作さん(岩手県立盛岡第一高等学校卒業)無電極プラズマ推進機実験装置(左)と無電極プラズマ推進機の作動の様子(右)建設業................................16.4%製造業................................23.3%電気・ガス・熱供給・水道業.....5.5%情報通信業........................31.5%運輸業・郵便業......................2.7%卸売業・小売業......................8.2%金融業・保険業......................1.4%不動産業、物品賃貸業..........2.7%学術研究、専門・技術サービス業...8.2%NEDO ムーンショット型研究開発事業:“炭素固定変換直通(quad-C)システム”の概略米科学誌Scienceに掲載された超弾性合金水害の将来予測61機械知能・航空工学科 石川拓司教授らの研究グループは、男性由来の不妊に対する理解を深めるため、遊泳精子の数値シミュレーションを行っています。精子は自身の作る流れを介し、助け合って卵子を目指すことが分かりました。工学部長・工学研究科長湯上 浩雄公務員0.9%一般企業等就職8.5%進学86.4%電気情報物理工学科 高橋和貴准教授(電気工学コース)は、磁気ノズルを用いた無電極プラズマ推進機の性能向上に成功しました。それにより、宇宙空間における電気推進機の大電力動作と長寿命化が期待されます。化学・バイオ工学科 福島康裕教授が率いる複数の研究チームは、大気中のCO2を効率よく選択的に反応装置に導入して化学品を作り、炭素排出ゼロ社会の実現に資する新たな方法を提案、国の大型技術開発プロジェクトに採択されました。化学・バイオ工学科2年 高橋 良明さん(京都成章高等学校卒業)材料科学総合学科2年 伊藤 七奈さん(青森県立八戸高等学校卒業)建築・社会環境工学科4年 白洲 瞭さん(千葉市立千葉高等学校卒業)材料科学総合学科 大森俊洋准教授らの研究グループは、巨大地震による建物の変形を抑制する制震構造のための超弾性合金の開発に成功しました。この合金は極低温から200℃まで強度が変化しないため宇宙でも利用可能です。建築・社会環境工学科 風間聡教授が開発した水循環モデルの多様な分野への応用が認められ、水文・水資源学会学術賞を受賞しました。特に気候変動による水害の将来予測は国際的なレポートやメディアに取り上げられました。一般企業等就職の主な業種内訳(2019年度卒業生)科学と人々の生活をつなぐ「工学」で、豊かで安全な社会を共に創りましょう 新型コロナ感染症の拡大で、私たちの暮らしは一変しました。これから社会全体も大規模かつ凄い速さで変化します。工学は科学と人々の生活をつなぐ学問であり、地球規模で様々な課題に直面する今こそ、工学・テクノロジーが果たすべき役割は益々大きくなっています。東北大学工学部は、2019年に創立百周年を迎え、次の百年に向けて「世界と伍す研究大学」へ発展することを目指してスタートを切りました。皆さんが仲間に加わられることを心から願っています。学生が新型コロナウイルス対策情報配信ツールを開発 新型コロナウイルスの拡大に応じて大学から発信される様々な情報のうち自分が必要とする情報を、学生が容易かつ見逃しなく把握するためのツールとして、工学部生の中屋悠資さん・高橋佑輔さんらが新型コロナウイルス対策情報配信LINEBotを開発しました。事態の緊急性に鑑み5日間という短期間で開発を行い2020年4月11日には公開、大学のコロナ対策公式Webでも紹介され、現在では5,000人以上に配信しています。全国から優秀な学生が集う刺激的な環境東北大学は世界に誇る研究・教育面での特徴だけでなく、東北・関東地区をはじめとして日本全国から幅広く入学者がいる特徴があります。私自身、様々な関わりの中で刺激のある大学生活を送っています。是非皆さんも東北大学で刺激の尽きない大学生活を送ってみませんか。機械知能・航空工学科4年 髙橋 慶考さん(沖縄県立普天間高等学校卒業)医工学なら東北大! 心踊る体験を医工学なら東北大!と進学を決めました。入学当初はやりたいことが前のめりになっていましたが、数学、電磁気、回路など基礎からしっかり学ぶことが出来たのでこれからの研究室活動がさらにわくわくするものになりました。皆さんにも心躍る体験が待っていると思います。電気情報物理工学科4年 三浦 明日佳さん(新潟県立長岡高等学校卒業)対面授業とオンライン授業で多様に学ぶこの1年、数学、物理学、化学、生物学などの基礎を学びました。講義は、オンライン視聴か、対面か、のいずれかを選択できるものもあり、そのやり方は多様で、講義形態の新たな可能性を感じました。新しい取り組みを進める化学・バイオ系で、さらに深く学びたいです。国内最大規模の教育・研究拠点で成長オープンキャンパスに参加したことで、材料科学に憧れ志望しました。材料科学分野では国内最大規模の教育・研究拠点で、勉強や研究に集中できる設備と環境が整っています。互いに協力し刺激し合うことのできる仲間とともに、充実した大学生活を送ってみませんか。自らの生活空間である都市について学ぶ本学科では私たちの生活を支えている建物や橋梁、さらには都市そのものの仕組みについて学びます。私たちの生活空間である都市について学ぶことで、毎日の生活がフィールドワークになります。何気なく生活する空間から様々なことを学ぶことができるようになるはずです。Topics2020高校生の皆さんへ 《学部長からのメッセージ》Column在学生からのメッセージ進路状況卒業生からのメッセージ(2021年3月卒業生)

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