東北大学工学部 2023年度AO入試(総合型選抜)案内
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6化学・バイオ工学科 佐々木 渚 さん(岩手県 盛岡第一高等学校出身)電気情報物理工学科 齋藤 由佳 さん(東京都 穎明館高等学校出身)機械知能・航空工学科 吉村 悠汰 さん(三重県 高田高等学校出身) 私がAO入試Ⅱ期を受験しようと思ったきっかけは、高校3年生の9月に確認したときに自分の評定が出願要件を満たしていたことです。それまでAO入試Ⅱ期に出願しようと考えたことがなく、私は高校生活の中で、評定や出願書類を気にしたことがなかったので、出願書類の点数には期待できなかったのですが、チャンスがあるのならと思って受験することに決めました。 受験にあたって、もちろん書類や面接、試験の対策など、ある程度時間を割かなければなりません。しかし、書類や面接の対策は自分を見つめなおすいい機会になりますし、筆記試験の対策は一般選抜の対策に通じる部分が多いのであまり負担にはならないと思います。二次試験は仙台と大阪に会場が用意されているので、場合によってはあまり時間をかけずに済むかもしれません。私は三重県から受験したので大阪会場まで2時間程度で行くことができました。 高校生活であまり目立った活動がない、面接や文章力に自信がないという人でも、筆記試験で十分に挽回できると思います。チャンスを活用しましょう。 私は、東北大学が第一志望だったので、高校の先生や塾の先生の勧めもあり、高校一年生の頃からAO入試を意識していました。最終的には、AO入試を通して大学や社会に出てから何をしたいのかを考える良い機会になると思い、受験を決めました。 私は特に面接が不安だったので、自分の興味のある研究分野について調べる習慣をつけ、学校の先生や塾の先生の力を借りて本番と同じ形式で何度も練習を繰り返しました。おかげで本番は自信を持って臨むことができました。 受験生の皆さんの中には、失敗してしまった場合のことなどマイナスの要素を考えてしまい、躊躇してしまっている人もいると思います。ですが、できないことよりもできることに焦点を当てて挑戦することで、想定していたよりも大きな成果が得られることもあると私は思います。せっかくのチャンスなので、上手くいくと自分に言い聞かせ、自分を信じて一歩を踏み出してみても良いのではないでしょうか。応援しています。 私は医工学に興味を持ち、ホームページで気になる研究室を見つけてこの学科を受験しました。そして、自分の熱意を直接大学に伝えたいと思い、このAO入試Ⅱ期を選択しました。 AO入試Ⅱ期は、筆記試験と面接試験があります。筆記試験は一般選抜と重なる部分が多く、通常の入試対策がかなり役立ちます。また、全科目各60分という時間制限はシビアに思えるかもしれませんが、日頃から時間を意識して過去問演習を行うことで、本番でも焦らず問題に取り組めました。 面接は、できる対策をしっかりこなしておくのが大切です。志望動機や自らの興味、高校時代に熱心に取り組んだこと等を書き起こし、きちんと言語化した上で回答できるようにしておくこと、聞かれそうな質問を想定し、本番を意識した練習をしておくことが特に有効な対策だと思います。 AO入試Ⅱ期は、東北大学への入学を強く望む方、やりたいことが決まっている方におすすめです。提出書類の作成や面接対策など大変なこともありましたが、悔いの残らぬよう、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。AO入試 Ⅱ期先輩からのメッセージ

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